スーパーカブ誕生60周年記念！世界のイラストレーターが描くカブの物語

スーパーカブ誕生60周年記念プロジェクト

スーパーカブが誕生してから60周年を迎えました。この特別な年を祝うために、本田技研工業（Honda）は、新しいプロジェクト「#MAKE_Honda」をスタートさせました。その第一弾として、スーパーカブに関するスペシャルコンテンツ『WORLD OF CUB』が発表されました。本コンテンツは3月29日より、Hondaの公式サイトおよびTwitterで公開されています。

このプロジェクトでは、世界各国で活躍する16名のイラストレーターが、スーパーカブのある風景をそれぞれの文化や視点で描きました。スーパーカブは160カ国以上で販売され、各地域のニーズに合わせて進化を続けてきました。特に、2017年には世界での生産台数が1億台を突破。その後も世界中で愛されているスーパーカブは、今年、60年間の歴史を持つモデルとなっています。

特に注目されるのは、著名なイラストレーターたちによる作品です。日本からは、モノクロのスタイルを得意とするNoritakeや、色鮮やかなシュールなイラストで知られる五月女ケイ子、絵本やアニメーション制作で評価される100%ORANGEといったアーティストたちが参加しています。これに加え、アメリカのNathan ConnellyやベトナムのRong Phamなど、国際色豊かなイラストレーターたちの作品も登場します。

各イラストレーターは、スーパーカブというバイクを通して、それぞれの国や地域の風景や文化、思い出を表現しています。例えば、Noritakeは子供の頃に祖母がカブに乗る姿を思い出し、五月女ケイ子は田舎の風景にお坊さんとカブのミスマッチを描きました。さらに、Nathan Connellyはアメリカの自然を背景にカブの悠々たる姿を、Rong Phamはベトナムの文化に深く根ざしたカブの存在を描き出しました。

この『WORLD OF CUB』は、単なるイラストの展示ではなく、スーパーカブが持つ文化的背景や多様性を再認識する機会でもあります。各国で異なる使用方法や印象が存在する中で、スーパーカブはどの地域でもずっと愛され続けている理由を感じることができるでしょう。

スーパーカブのイラスト