鎌倉市とBe&Doの実験
2024-07-29 09:42:54

鎌倉市とBe&Doが職場の心理的資本向上に成功!実証実験の結果報告

鎌倉市とBe&Doが共同で実施した実証実験



株式会社Be&Doと鎌倉市は、職場リーダーの心理的資本が組織の心理的安全性にどのような影響を与えるかに関する共同の実証実験を行いました。この実験は2023年10月から2024年3月までの期間にわたり、複数の市役所の課を対象に実施されました。実証実験の結果、職場リーダーへの介入が職場の心理的安全性を向上させることが明らかとなりました。

実証実験の背景



Be&Doは、ポジティブな心理的エネルギーを活用し、職場の人材育成や組織活性化を促すことを目指しています。この実験の目的は、職場リーダーの心理的資本の向上がどのように組織全体の心理的安全性に寄与するのかを明らかにすることです。

実証実験の設計



実験は以下のステップで行われました。
1. 調査対象の把握: 対象組織の心理的資本と心理的安全性の状態をアンケートおよびヒアリング調査を通じて把握しました。
2. 個別支援: 調査結果に基づき、職場リーダーに対して約6か月間の個別支援を行いました。
3. 結果の分析: 最後に、再度アンケートを実施し、実験前後の結果を比較しました。

調査対象者は61名で、ヒアリング調査においては12名、個別支援を実施したのは管理職の4名でした。これらの調査データに基づいて、組織の心理的安全性の変化を定量化しました。

結果と考察



実証実験の結果、すべての調査対象組織において、職場の心理的安全性が向上しました。また、職場リーダーの心理的資本も改善され、相関関係が確認されました。その結果、職場リーダーへの心理的資本の介入が職場全体の心理的安全性を向上させることが示唆されました。特に、リーダーの心理的資本に対する課員からの評価も上昇し、リーダーシップの重要性が再確認されました。

一方で、特定の課ではすでに心理的資本や心理的安全性が高く、顕著な変化がなかったことも報告されています。これは今後の検証において重要なポイントとなるでしょう。

心理的安全性とは?



心理的安全性は、職場でのコミュニケーションやイノベーションを促進するための基本的な要素です。エイミー・C・エドモンドソンによって提唱されたこの概念は、メンバーが自由に意見を分かち合い、失敗を恐れずに行動できる環境を指します。心理的安全性が確保されることで、チームはより創造的で生産性の高いものとなります。

ビジョンと今後の展開



鎌倉市は「世界に誇れる持続可能なまち」を目指し、SDGsや共生の視点を取り入れた政策を実施しています。仕事の効率や職員のパフォーマンスを向上させるために、職場リーダーの心理的資本を高めることは、今後も重要なテーマとなるでしょう。

また、Be&Doは心理的資本を育てることで、個人と組織の成長を支援する取り組みをさらに強化していく方針です。今後の企業や公共組織の人材育成において、この実証実験が示した成果がどのように応用されていくのかが注目されます。


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会社情報

会社名
株式会社Be&Do
住所
大阪府大阪市北区西天満2-8-1大江ビル305
電話番号
06-6948-8095

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