北大発ベンチャー
2019-04-11 10:01:22

北海道大学発の革新企業、北大発ベンチャーに認定される

北海道大学が誇るベンチャー企業の誕生



北海道大学の情報科学研究科から新たなベンチャー企業が誕生しました。2018年12月17日に、同大学の調和系工学研究室にて開発された「ロードヒーティングの制御システム」が技術移転されたことが発端です。この技術は、冬の厳しい寒さや雪に対応するための、道路の温度管理を行う画期的なシステムです。

発明者たちの卓越した知識



このシステムの背後には、発明者として名を連ねる川村秀憲氏、山下倫央氏、そして横山想一郎氏の3名の研究者がいます。彼らは、北海道の厳しい気候条件に対応し、交通安全を高めるための技術革新を目指しました。特に、彼らの研究は実用的かつ効率的な制御を実現し、高い評価を得ています。

北大発ベンチャーへの認定



このシステムは2019年3月14日付けで「北大発ベンチャー」に認定され、その価値が公式に認められました。北大発ベンチャーは、大学の研究成果をビジネスに活用し、地域社会や産業の発展に貢献することを目的としています。この認定により、研究者たちのアイデアが技術商業化の道を歩むことになりました。

共同研究先の北海道ガス株式会社



このプロジェクトは、北海道ガス株式会社との共同研究によっても支えられています。産業界との協力により、実社会で実用化される技術が生まれることに期待が寄せられています。特に、エネルギー効率や安全性の向上は、このシステムによって実現できる大きなメリットです。

ティ・アイ・エル株式会社の持つ未来のビジョン



ティ・アイ・エル株式会社は、東京都千代田区に本社を構えており、北海道札幌市にも北海道テクノロジーセンターを有しています。主にIoTやAIを活用したソリューションの研究・開発に取り組む企業であり、革新的な技術の導入を通じて、新しいサービスや商品を次々と提案しています。彼らの取り組みは、今後の社会においてますます重要性を増していくことでしょう。

今後の展望



このロードヒーティングの制御システムは、将来的に全国に広まり、より多くの地域での交通安全向上に寄与することが期待されています。さらに、北海道大学と企業との連携が今後も続くことで、さらなる技術革新が生まれるでしょう。研究者たちの情熱やアイデアが、現実の社会で大きな影響を与える日が待ち遠しいです。北海道大学発の革新が、今後どのように社会に寄与していくのか、その行方に注目です。

会社情報

会社名
ティ・アイ・エル株式会社
住所
東京都千代田区九段北1-12-4徳海屋ビル 2F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。