任意組合型ファンドの展開
2025-10-17 12:00:53

ミナトマネジメント、任意組合型ファンドへの対応完了で業界に新たな風を吹き込む

ミナトマネジメント、任意組合型ファンドへの対応完了を発表



株式会社ミナトマネジメントは、不動産特定共同事業法に基づく任意組合型ファンドの組成に関する体制を整え、所管行政庁からの業務方法書の変更認可を獲得したことを発表しました。この新しい体制により、柔軟なファンドの設計が可能となり、投資家に対しさらなる選択肢を提供できることから業界に新たな風を吹き込むことが期待されています。

不特法の役割と事業者の区分



不特法は、事業者を1号から4号に分類し、それぞれ異なるスキームを提供しています。これにより、企業は事業の特性に応じた適切なファンドの組成が可能になります。

  • - 1号・2号: 自社(株式会社など)が自己勘定で運営し、シンプルで迅速なスキームですが、バランスシート責任があります。
  • - 3号・4号: SPC(特定目的会社)が運用主体となり、主に匿名組合型ファンド(TK)が用いられます。特に、NK型は希少です。

今回、ミナトマネジメントは3号事業者として任意組合型ファンドの組成を可能にしました。これは、ファンド組成において事業主体と投資主体を明確に切り分けつつ、NKの柔軟性や税務上の利点を享受できる新しい形態です。

新しいスキームの意義とは



これまでミナトマネジメントは匿名組合型ファンドを中心に展開してきましたが、近年の投資家ニーズの多様化や出口設計の複雑化に対応するために、この任意組合型スキームを導入しました。今後は匿名組合型ファンド(TK)と任意組合型ファンド(NK)を柔軟に使い分けることで、次のような利点を提供していく予定です。

  • - SPCスキームの透明性: 投資家に対して透明性が高く、安心感を提供します。
  • - NKスキームの税務メリット: 投資家が享受できる税務上のメリットを持ち、出口戦略の柔軟性を高めます。

この新しいファンド設計により、ミナトマネジメントは投資家にとって魅力的かつ安定した投資機会を提供します。

未来に向けた展望



ミナトマネジメントでは、これまでの経験を生かし、より一層のサービス向上を目指します。新たに整える体制を活用し、幅広い投資家のニーズに応える商品の開発を進めると同時に、透明性と責任を重視したファンド設計に邁進していきます。今後の動向に期待がかかります。


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会社情報

会社名
株式会社ミナトマネジメント
住所
東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル3階
電話番号
03-6459-4159

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