2024年度の日本パデルを振り返る「JPA AWARDS 2024」初開催
2024年度の日本パデル界を振り返り、2025年に向けたさらなる発展を期待する「JPA AWARDS 2024」が、2024年3月15日(土)に東武トップツアーズ株式会社にて初めて開催されました。この式典は、日本パデル協会(以下JPA)が主催し、年間最大の規模を誇ります。
式典には、スポンサー企業やパートナー、Japan Padel Tourに登録されている選手、さらにパデル愛好者約40名が参加しました。特に、当日は公式YouTubeを通じて行われたLIVE配信が大変好評で、3月25日時点での視聴数は1,000回を超えました。
開会と表彰式
「JPA AWARDS 2024」は、13時に開会の挨拶からスタートしました。JPA会長の中塚浩二氏が前に立ち、キックオフ宣言を行い、会場を提供した東武トップツアーズの担当者にも挨拶の機会が与えられました。
その後、世界のパデルの普及状況についての報告があり、130以上の国と地域で6万3千を超えるコートが存在していることが説明されました。国際パデル連盟による大会の進化やオリンピック承認に向けた意欲的なステップについても言及されました。
式典の中心となる表彰式では、2024年度のパデル界に貢献した方々を称え、以下の8つの賞が贈られました。
- - 新人賞: 大島シェア大凱
- - 優秀ジュニア賞: 内海和心、岩本悠希
- - 優秀エバンジェリスト賞: 山口建臣、平レオンオリリアス
- - 優秀施設賞: CHIGASAKI PADEL CLUB、パデル名古屋、パデルワンしんかな
- - 特別功労賞: アッセンブル大宮、相澤華子
- - 優秀選手賞: 早野夏希、安藤輝明
- - 最優秀選手賞: 畠山成冴
- - 特別表彰: パデルジュニアアジア杯優勝チーム(2024年度ジュニア日本代表チーム)
事業部活動報告
続いて、表彰式の後半では日本パデル協会各事業部が活動報告を行いました。副会長の玉井勝善氏からは、来年度に向けたパデル市場の拡大とプロモーション活動についての詳細が伝えられました。特に、2025年のコート数は前年比25%増を見込んでおり、自治体への導入やインバウンド利用の見込みなどが説明されました。
また、国内大会の活動状況に関しても、理事の高梨真言氏が発表を行い、今年から始まったJapan Padel Leagueの盛り上がりについても触れました。これにより、2026年までにパデル人口10万人を目指す目標が再確認されました。
日本パデル協会の未来に向けて
「JPA AWARDS 2024」の終盤には、会長の中塚浩二氏が日本パデル協会の未来に向けた目標や構想について語りました。長年の貢献者の卒業と新たな人事の発表が行われ、協会の活性化に向けた動きが示されました。
次回の「JPA AWARDS」に向けて新たな展望が期待されます。
アーカイブとスポンサー情報
式典のアーカイブは
こちらのYouTubeリンクからアクセス可能です。また、JPAのパートナー企業一覧は
こちらで確認できます。
「JPA AWARDS 2024」は日本パデルのさらなる進化の第一歩として、選手、ファン、関係者が一堂に会する貴重な機会となりました。今後のパデル界の成長に期待が高まります。