新たな取り組みがもたらすチャンス
アイディルートコンサルティング株式会社(以下、IDR)が、2025年4月から、デジタル製品をEU市場で販売する企業向けに「欧州サイバーレジリエンス法(CRA)」対応のコンサルティングサービスをスタートさせることが発表されました。このサービスは、EU市場での競争力を高めるために不可欠なものとなる可能性があります。
CRAとは何か?
2024年10月に成立したEUのサイバーレジリエンス法(CRA)は、デジタル製品の販売企業に対し、特定のセキュリティ基準を満たすことを求めています。企業は2027年12月11日までにこの基準を遵守する必要がありますが、違反があれば厳しい罰金が科せられる可能性があります。具体的には、最大で1,500万ユーロ(約24億円)あるいは、前年度の全世界年間売上高の2.5%に達する罰金が予想されており、その影響は企業の財務に深刻な打撃を及ぼすでしょう。
IDRのコンサルティングの特徴
IDRは、OT(Operational Technology)領域におけるセキュリティコンサルティングの実績を持ち、CRA認証取得の支援を強化します。具体的な支援内容は、法的要求事項への対応に加え、海外認証機関とのやり取りをスムースに行うための、十分なサポートが含まれます。多国籍に展開するグローバル案件に携わる職員が、英語などの公用語を用いて、認証取得手続きをサポートします。
課題解決の提案
1. CRAの対象製品の特定
デジタル製品がCRAの対象となるのか判断に困る企業は少なくありません。IDRは、専門知識をもとに製品の特定を支援し、対応の方向性を明確にします。
2. 支援の全体像
対応策が不透明な場合、何を始めればよいのか分からなくなります。IDRは、顧客の課題を的確に捉え、全体像を把握した上で、具体的なステップを明示します。
3. 社内リソースの不足
特に大手企業では、サイバーセキュリティ専門の人材が不足していることが問題視されています。このような場合、IDRが社内外のリソースを活用して、迅速に対応できる環境を整えます。
4. 認証機関とのコミュニケーション
英語対応ができる社員がいないために、海外の認証機関との連絡が不安な企業にもIDRは活路を提供します。
お問合せの流れ
CRAに関することや、IDRのコンサルティングサービスについての疑問がある場合は、公式ウェブサイトからのお問い合わせが可能です。
CRAに関するご相談はこちら
アイディルートコンサルティングについて
株式会社は、IT戦略コンサルティングに特化しており、2016年に設立されました。2024年3月からは、株式会社チェンジホールディングスグループの一員として、さらなるサービス向上を目指しています。サイバーセキュリティは、現代の企業にとって必要不可欠な要素であり、そのニーズに応えるため、日々活動を続けています。
連絡先
アイディルートコンサルティング株式会社
広報担当:竹内
TEL: 03-6479-0573
E-mail:
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