函館の秋を感じる縄文文化の宿泊プラン
函館市の湯の川温泉に所在するホテル万惣では、2024年10月15日から秋季限定の宿泊プランがスタートします。このプランでは、ユネスコの世界文化遺産に認定された「北海道・北東北の縄文遺跡群」にインスパイアされた体験が目白押しです。特に、縄文文化に興味がある方には見逃せない内容となっています。
縄文文化の魅力
2021年7月に世界文化遺産に登録された縄文遺跡群は、縄文人の豊かな精神文化を含んだ生活様式に国内外から注目を集めています。ホテル万惣では、函館観光の新たな特色を提供するため、現代JOMONというテーマで様々な体験を用意しています。
宿泊プランの詳細
宿泊プランには、特別な食事体験が含まれています。ビュッフェレストラン「蔵祭」では、旬の食材を使った「縄文ちまき風おこわ」が提供されます。ほたてやたけのこなど、秋の味覚を堪能できるこのメニューは、縄文時代に思いを馳せられます。
さらに、宿泊者には湯の川温泉で醸造された「縄文ビールMINORI」(990円)のプレゼントや、明治12年創業の老舗洋食店「五島軒」が監修した「縄文サンド」も楽しめます。このサンドは、約1万年前の地層をモチーフにしており、ユニークな視覚体験を提供します。
文化と体験の融合
宿泊中は、ホテル内で北海道の縄文文化を紹介する冊子「縄本 JOBON」を楽しむことができます。この冊子は、縄文文化の新たな発見を提供し、読めば読むほどその魅力に引き込まれることでしょう。
また、客室には特製の「どぐるみちゃん」があり、これは注目の作家「To.t」によるもので、縄文文化の優しさを感じるアイテムです。ホテルの売店で購入することもでき、旅行のお土産にも最適です。
繋がる歴史と今
ホテル万惣から車で約40分の距離には、国宝「茅空」を展示する「函館市縄文文化交流センター」や、遺跡群が点在しています。これらの場所を訪れることで、縄文人の知恵や技術がどのように現代に引き継がれているのかを体験できるのです。
まとめ
この秋、函館・湯の川温泉のホテル万惣で提供される縄文文化宿泊プランは、文化体験と美味しい食事が融合した特別な時間を提供します。特別な料金は大人一人18,800円からで、ビュッフェスタイルの夕食と朝食が含まれています。宿泊は2024年11月1日から11月30日まで可能で、早めの予約をお勧めします。
地域と共に歩むオリックス・ホテルマネジメントの取り組みとして、環境への配慮も忘れず、サステナビリティを意識した宿泊体験をお楽しみください。
詳しい情報や予約は公式ウェブサイトまたはお電話で受付中です。ぜひ、この機会に縄文文化を体験する旅に出かけてみてはいかがでしょうか?