法務対応実務セミナーが描くPFAS規制の未来
2025年7月3日(木)に、牛島総合法律事務所の猿倉健司氏と加藤浩太氏を講師に迎えた「PFAS規制」に関する法務対応実務セミナーが開催されます。PFAS、つまりパーフルオロアルカンスルホン酸及びその誘導体は、地球環境や人々の健康に対する影響が大きいため、世界的に規制が進んでいます。本セミナーでは、特に企業がどのようにこの規制に備えるべきかを中心に、実務的な知識と対応策が詳述される予定です。
PFAS規制の背景
PFASは、その特有の化学構造により、耐水性や耐油性に優れているため、広範に使用されてきました。しかし、これらが環境や人体に与える有害性が報告されるにつれ、各国で規制が強化される流れが見られます。特に、欧州連合やアメリカでは厳しい規制が敷かれており、日本においても法律が整備されつつあります。この状況下、企業は自社製品にPFASが含まれているか否かを常に意識しなければならないのです。
セミナー内容の概要
本セミナーでは、以下の内容が中心に扱われます。まず、PFASの基本的な知識から始まり、国内外の法規制の動向を解説します。特に、海外での規制動向としてはストックホルム条約やEU、アメリカなどの事例が挙げられます。一方で、日本における規制動向についても、環境基本法や水質汚濁防止法などの現行法が考察されます。
次に、実務上のPFAS問題として、企業が直面する可能性のあるケーススタディが紹介されます。自社製品の製造過程でPFASが発見された場合や、工場の土壌や地下水からPFASが検出された時の対策について、どのような法的責任があるか、どのような対応が求められるかが具体的に説明されることでしょう。
実務に役立つネットワーキング機会
セミナーのラストでは、参加者同士の名刺交換や交流会の時間が設けられ、業種を超えた人脈の構築が期待できます。弁護士や司法書士など法務に関わるプロフェッショナル同士が集まることで、新たなビジネスの機会も生まれるかもしれません。しかし、同業者である弁護士や司法書士は参加を控えるよう要請されています。
参加方法と料金
参加者は、会場での直接受講、ライブ配信、またはアーカイブ配信のいずれかを選択することができ、アーカイブは2週間もの間視聴可能です。料金は1名37,860円(税込)、または社内でのグループ申し込みによる割引プランが用意されています。
ふるってご参加を
このセミナーは、PFAS規制に関する最新の情報を学ぶ良い機会です。企業が新たな法規制への対応を怠らず、この課題にしっかりと備えるために、多くの参加をお待ちしております。
詳細な申込については、
こちらをご覧ください。
問合せ先:
株式会社日本計画研究所
東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
TEL: 03-5793-9761
FAX: 03-5793-9767
このような専門的な内容を扱うセミナーは、ビジネスパーソンにとって必見です。ぜひご参加ください。