DCSのUXデザイン強化
2019-07-26 11:10:07
UXデザインを強化するDCSの取り組みとその成果
UXデザインを強化するDCSの取り組みとその成果
近年、私たちの生活は様々なデバイスやサービスによって大きく変化しています。多様化するユーザーの価値観に応じた、本当に価値のある体験を提供するためには、UX(ユーザーエクスペリエンス)デザインの重要性が増しています。そんな中、DCSはUXデザインに対する取り組みを強化し、今まで以上にお客様にとって価値のあるソリューションを提供すべく邁進しています。
DCSのUXデザインの背景
デジタル技術が進化する現在、顧客が求めるサービスも多様化し、競争が激化しています。そのため、ただの製品やサービス提供ではなく、ユーザーが受ける体験をデザインすることが今の時代には必要不可欠です。DCSは、国際基準であるISO9241-210に基づいて人間中心設計プロセスを導入し、UXデザインに取り組んでいます。
これまでの取り組み
1. 体制の強化
DCSは2018年10月にUXデザイン専門のグループを設立し、ビジュアルデザインなど多様な要望に応えられるよう、広範な協業先との関係構築に努めています。また、社内開発者に向けて定期的なUXデザイン研修を実施し、UXデザインからシステム開発まで一貫して提供できる環境を整備しています。
2. ユーザビリティテストのサービス化
UXデザインのプロセスでは、迅速な仮説・検証が求められます。そのため、ユーザビリティテストを体系化し、サービスとして提供を開始しました。これにより、効率的かつ効果的にUXの質を高めることを目指しています。
ユーザビリティテストの成功事例
DCSのユーザビリティテストは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が展開するオンライン店舗「MUFGテラス」のUI/UX検証に採用されました。使いやすさの向上だけでなく、ユーザーの行動や他システムとの相互関係にも配慮し、具体的な改善策を明確なレポートにまとめました。
「MUFGテラス」は投資相談が気軽にできる新しい形の窓口です。AIを活用した情報提供など、多様な機能を搭載し、ユーザーのニーズに応えています。
今後の展望
DCSは今後、さらなるサービス創出に向けた調査・分析やワークショップ、最新技術の導入に注力していきます。また、UXデザインとシステム開発を一体的に提供できる環境を引き続き整備し、デジタルトランスフォーメーションを実現するために努めていく考えです。
DCSについて
DCSは、銀行やクレジットカードなどの金融業務において豊富な実績を有し、アウトソーシングやBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)にも強みを持つ企業です。創業以来提供している人事給与サービス「PROSRV」は全国で約2,000事業所と契約を結ぶトップクラスの実績を誇ります。2004年からは三菱総研グループに参画し、シンクタンクからコンサルティング、ソリューション、BPOまで、一貫したサービスを提供できる企業集団として顧客の企業価値向上を支援しています。
会社情報
- 会社名
-
三菱総研DCS株式会社
- 住所
- 東京都品川区東品川四丁目12番2号品川シーサイドウエストタワー
- 電話番号
-
03-3458-9941