冬の絶景体験「ねぶり流し灯篭」
青森の星野リゾート青森屋では、2024年12月4日から2025年3月30日まで、青森ねぶた祭の起源「ねぶり流し」をモチーフにした特別な雪見露天風呂、「ねぶり流し灯篭」を開催します。このイベントは、冬の青森を代表する風物詩として、多くの人に愛されている冬の魅力です。
文化と自然が織りなす体験
この企画は、宿泊者に青森の文化を体験してもらうことを目指しています。青森屋は「のれそれ(青森の方言で目一杯の意味)青森 ~ひとものがたり~」をテーマに、祭りや食、そして方言といった多様な要素を通じて地域の魅力を提供しています。冬に訪れることで体験できるのは、通常は夏の祭りでしか見られない美しいねぶたの景色です。毎年多くの訪問者に感動を与え続けている「ねぶり流し灯篭」は、青森屋の冬の目玉となっています。
浮湯での癒しのひととき
「浮湯(うきゆ)」は、池に浮かぶようなデザインの露天風呂で、そこからは幻想的な冬景色を楽しむことができます。また、温泉の質も特筆すべき点で、古牧温泉から湧き出るアルカリ性単純温泉は、神経痛や冷え症などさまざまな効能が期待できるとのことです。
ねぶり流しの再現
青森屋では、宿泊客が書いた願い事を乗せた小さな灯篭とねぶたを浮湯の周囲に配置し、実際に「ねぶり流し」を体験できます。灯篭は、穢れを川や海に流すという古来の習わしを尊重しながら、青森の伝統を受け継いでいく意義を持っています。
売りの雷神
また、浮湯を囲む池には、今年から登場する「雷神」が浮かびます。雷神は水と雷を司る神であり、古くから人々の健康や無病息災を祈願する象徴です。この作品は、7代目ねぶた名人、竹浪比呂央氏によるもので、青森の伝統文化を継承し続ける重要な存在です。これまで、鍾馗や毘沙門天のような様々な神々が登場してきましたが、雷神が持つ特別な力が宿泊者の見守り役となるのです。
笛の音とともにゆったりと
「ねぶり流し灯篭」には、限られた時間にお囃子の笛の音色も流れ、夏祭りの熱気を感じることができます。青森の長い冬があるからこそ、短い夏の祭りには一層の思い入れがあるようです。この音色が、伝統的な祭りを思い起こさせます。
イベント詳細
- - 期間: 2024年12月4日〜2025年3月30日
- - 場所: 露天風呂「浮湯」
- - 時間: 5:00〜11:30 (14:30〜24:00)
- - 源泉: 古牧温泉 (効能: 神経痛、筋肉痛、肩凝りなど)
まとめ
青森の文化や伝統を体感しながら、湯浴みを通じて心身ともにリフレッシュできる「ねぶり流し灯篭」。心温まるこの体験は、冬の旅行に特別な思い出を加えることでしょう。青森を訪れた際には、ぜひ星野リゾート青森屋での滞在をおすすめします。