バイオメディカル・カリキュラム
2023-07-24 16:28:14

東京女子医大×早稲田大連携!バイオメディカル・カリキュラムで未来の医療を創造する人材育成

東京女子医大×早稲田大連携!バイオメディカル・カリキュラムで未来の医療を創造する人材育成



東京女子医科大学と早稲田大学が連携する先端生命医科学研究教育施設では、50年以上にわたってバイオメディカル・カリキュラムを開講し、医療業界の未来を担う人材育成に貢献しています。

カリキュラムの背景と目的



このカリキュラムは、医療現場のニーズに応えるため、医学、理学、工学の知識を融合させた新しい人材育成を目指して誕生しました。当時、医・理・工の知識を兼ね備えた人材は珍しく、「バイオメディカルエンジニア」という役割自体が確立していませんでした。本カリキュラムは、多様な分野の専門家が協働し、革新的な医療技術を生み出すための知識と人脈を提供することを目的としています。

カリキュラムの内容



1年間のカリキュラムは、基礎医学から臨床医学、そしてバイオメディカルエンジニアリングまで、段階的に学習できるよう構成されています。講義は、基礎医学(医学部1~2年レベル)、臨床医学(医学部3~4年レベル)、バイオメディカルエンジニアリング、そして実践的な実習・見学で構成されています。さらに、未来医学セミナーでは、30年後の未来医学を展望し、独自のアイデアを創造する機会も提供しています。

講義時間



木曜日午後3時限、土曜日4時限の講義・実習を行い、年間授業日数は約260時限です(第54期の場合)。

講義内容



基礎医学: 医学部1~2年の学習内容に相当する基礎的な医学知識を習得します。
臨床医学: 医学部3~4年の学習内容に相当する臨床医学の知識を学びます。
バイオメディカルエンジニアリング: 最新のバイオメディカル技術に関する知識を習得します。
実習・見学: 再生医療や大動物実験など、実践的な実習・見学を通じて、医療現場を体感します。
* 未来医学セミナー: グループワーク形式で文献調査を行い、30年後の未来医療に関する独自のアイデアを考案します。

カリキュラムの特長



本カリキュラムは、企業や研究所、病院で働く技術者など、多様なバックグラウンドを持つ人々が対象です。日常業務と両立しながら、体系的な医学知識を習得できるよう設計されています。単なるセミナー形式ではなく、講義と実習、見学を組み合わせ、医療現場の実態を理解することを重視しています。さらに、未来医学セミナーを通じて、受講生同士の交流を深め、将来の医療の発展に繋がるネットワークを構築できる環境を提供しています。

受講生の声と実績



本カリキュラムは、これまでに2,100名を超える修了生を輩出し、医薬・医療機器業界を中心に活躍する人材を多数育成してきました。修了生は、様々な企業や機関で活躍しており、その中には、AED開発やヘリカルCT開発、さらには術者支援ロボット開発に携わった方もいます。

まとめ



東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設のバイオメディカル・カリキュラムは、50年以上の歴史と実績を持つ、質の高い教育プログラムです。医療業界の未来を担う人材育成を目指し、革新的な医療技術の開発に貢献しています。未来の医療に興味のある方は、ぜひご検討ください。

会社情報

会社名
学校法人東京女子医科大学
住所
東京都新宿区河田町8番1号
電話番号
03-3353-8111

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