ハラスメント対策の新たな試み
昨今、企業においてハラスメント問題は無視できない経営課題として注目されています。そのため、多くの企業で「外部窓口」を利用するニーズが高まっています。そんな流れの中、株式会社SISTERSが伊藤忠商事労働組合のために新たな「ハラスメント相談窓口」を開設したことが話題です。この取り組みでは、SISTERSの持つハラスメント対策の専門知識と、国家資格を持つ公認心理師によるカウンセリングを通じて、労働組合員が安心して声を上げられる環境作りを目指します。
背景と目的
伊藤忠商事労働組合は、組合員の心身の健康を守ることと、誰もが働きやすい環境を維持することを目的に、ハラスメント相談窓口を設置しました。これまでの相談窓口の選択肢に加え、公認心理師による相談も利用できる新たな体制が整えられています。組合への情報共有を行わない形での相談も可能で、より柔軟で安心できる相談環境を提供します。
窓口の特徴
1.
専門的なサポート
公認心理師が相談者の話を丁寧に聞き、心理的負担を軽減するためのサポートを行います。単に事実確認に留まらず、感情の整理も重視し、相談者が安心感を得られるよう配慮します。
2.
プライバシーの徹底管理
相談内容は相談者の同意がない限り、組合や企業に共有されることはありません。匿名での相談も可能であり、「まずは話を聞いてほしい」という方にも応えられる体制が整っています。
3.
多様な相談メニュー
既存の組合ルートを維持しつつ、外部の専門機関であるSISTERSの窓口も利用できるため、より多くのニーズに応じる形で相談が受けられます。
担当心理師のプロフィール
この相談窓口を担当するのは、合同会社プシケメンタルスクールの公認心理師、松尾華香さんです。彼女は発達特性を持つ子どもたちへの療育を行った経験があり、大人向けのカウンセリングも手掛けています。「働く中での不安や違和感を安心してお話しいただけるよう耳を傾け、適切なサポートを提供する」ことを大切にしています。
伊藤忠商事労働組合の組合長のコメント
伊藤忠商事労働組合の組合長、奥山亜希氏は、多様な社員が活躍できる環境には、ハラスメントの予防と発生時の迅速な対応が不可欠であると述べています。被害者はしばしば精神的な回復や感情の整理を望むとし、まずは話しやすい場を設けることが必要だと強調しました。
SISTERSの代表者のコメント
株式会社SISTERSの鈴木彩衣音社長は、社員が相談をためらう理由として、情報が会社に伝わる不安があると指摘。今回の相談窓口は、その声に応え、心理的な辛さの整理ができる場を提供することを目的として設計されたと述べました。今後も、より良い職場環境作りに貢献していくことを誓っています。
会社情報
株式会社SISTERSは、「すべての人の尊厳が守られる社会」の実現を目指しており、ハラスメント防止に向けた研修や支援を提供しています。東京都新宿区に拠点を置き、労働環境の改善に向けた積極的な取り組みを行っています。
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