新興ゲーミングPCブランド「BANDAL」の躍進
新進気鋭のゲーミングPCブランドである「BANDAL」が、この度約5,000万円の資金調達を無事に実施しました。この資金調達は、East Venturesをはじめとする個人投資家からの支援や、金融機関からの融資を受ける形で実現しました。
BANDALのあゆみ
BANDALは、代表取締役の濱野新太氏が香川県坂出市の技術の町で立ち上げた、フルオーダーメイドのゲーミングPCを提供するD2C型ブランドです。特に初心者のゲーマーからの支持を集め、顧客からの満足度も高く評価されています。
法人や政府機関を対象としたワークステーションやサーバーの提供も行っており、その実績は多岐にわたります。
事業内容としては、コンピュータ機器の企画・製造・販売を行っており、公式サイトでは製品情報や最新ニュースが掲載されています。
公式サイト:
BANDAL GAMING
資金調達の狙い
今回の資金調達では、制作・開発の体制を一新し、PCの生産能力を高めることに注力します。手頃でありながら高性能なゲーミングPCである「BANDAL GAMING」のブランド価値向上を目指しています。また、効果的な製品企画から販売、マーケティング、アフターサポートに至るまでの一貫した体制を強化する方針です。
2024年の法人設立からわずか1年未満で、BANDALは約1,500台以上のゲーミングPCやワークステーションを出荷しており、月々の出荷数や売上も成長を続けています。特にホリデーシーズンには、出荷数や売上が通常の200~300%に達するほどの成長率を記録しました。
最近の人気モデル「BD1」と「BDG1」は独自に開発した製品であり、今後も新型モデルの開発を進める予定です。
コメント
East Venturesの村上雄也氏は、初めて濱野氏と会った時の驚きを語りました。「地方でゲーミングPCを販売し、すでにしっかりと売上を上げている姿には衝撃を受けました」と述べ、濱野氏が持つ起業家としての資質に期待を寄せています。
また、濱野氏自身は「BANDALは常にユーザー第一で、高性能なPCを提供し続ける」と強調し、株主たちと共に事業のスピードをさらに強化していく意向を示しました。
今後もBANDALの新たな挑戦から目が離せません。成長を続けるゲーミングPC市場において、同社がどのような革新をもたらしていくのか、期待が高まります。