イトーキの革新製品が世界的なデザイン賞を受賞した理由とは
株式会社イトーキが、ドイツで開催される権威ある「Red Dot Design Award 2025」において、4つの製品が受賞したことが話題になっています。この受賞は、デザインの革新性や機能性、人間工学を重視したものであり、製品はオフィス環境に新たな価値をもたらします。
受賞した製品の紹介
1. ADDCELL Hexa(アドセルヘキサ)
ADDCELL Hexaは、個室ブースとして設計されており、オンライン会議や対面での打ち合わせを快適に行える空間を提供します。全面ガラスの開放的なデザインにより、オフィス内での存在感を高めることができ、また、設置も簡単で迅速です。デザイナーたちはこの製品のデザインにおいて、抜け感や開放感を重視し、オフィスでの新しい働き方の象徴となることを期待しています。
製品ページ:
ADDCELL Hexa
2. Hoteling Label(ホテリングラベル)
ホテリングラベルは、完全ワイヤレスの小型デバイスで、オフィスのスペース利用をスムーズにするための製品です。リアルタイムで使用状況を把握できることで、効率的なオフィス運営を実現します。この製品は設置が簡単で、場所を選ばずに使用できるため、非常に汎用性があります。
製品ページ:
Hoteling Label
3. Refelt(リフェルト)
リフェルトは環境配慮型デザインが施されたチェアです。リサイクルPET繊維を使用しており、耐久性と通気性に優れています。また、体をしっかり包み込むデザインで、快適な座り心地を実現しています。この製品は、オフィス空間に洗練された印象を与えるほか、環境負荷を低減する試みでもあります。
製品ページ:
Refelt
4. Centra(セントラ)
Centraは、職場でのコミュニケーションを促進するためにデザインされたビッグテーブルです。ハイブリッドワークの時代に、個人作業とコミュニケーションを自然に結びます。独自の脚部と天板形状は、人々の自然な距離感を生み出し、心地よい空間を提供します。このテーブルは、安定感と居心地のよさを両立した設計です。
製品ページ:
Centra
Red Dot Design Awardについて
「Red Dot Design Award」は、1955年から始まった国際的なデザインコンペティションで、デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性の9つの基準から審査されます。受賞することは、世界的に評価されるデザインの証であり、今回受賞したイトーキの製品はその品質を裏付けています。
Red Dot Design Award公式サイト
イトーキについて
株式会社イトーキは1890年に創業し、現在まで働く環境をデザインし続けています。オフィス家具の提供にとどまらず、オフィス空間のデザインや働き方のコンサルティングも手掛けています。特にハイブリッドワーク時代において、空間の最適化を図りつつ、新しい働き方を提案する試みを行っています。多様化する働き方に対応するため、効果的な空間デザインを推進している企業です。これからもイトーキの動向に目が離せません。