日本ロレアルがPRIDE指標2025で4年連続ゴールド受賞！

日本ロレアルがPRIDE指標2025で四度目の栄光

日本ロレアル株式会社は、LGBTQ+に特化した職場環境の評価指標、PRIDE指標2025において、最高の「ゴールド」を4年連続で受賞したことを発表しました。この栄誉は、社員が安心して働ける環境の構築と、職場における多様性の尊重に向けた企業の揺るぎない努力とコミットメントの賜物です。

ロレアルの信念と取り組み

ロレアルグループの「世界をつき動かす美の創造」というパーパスは、美の多様性を尊重することを前提としています。日本ロレアルにおいても、ジェンダー、性自認、性的指向、年齢、国籍などに基づく差別を許さないという姿勢が一貫して打ち出されています。これに伴い、異なる背景を持つ全ての社員が尊重され、自分らしく働ける環境の維持が重視されています。

多様性を尊重する職場づくり

「すべての人のための美、一人ひとりのための美」という理念のもと、日本ロレアルは、多様性、公正、包摂性の思想を根付かせています。具体的には、社員のニーズに応じて柔軟な働き方や福利厚生が整備されており、特に以下のような取り組みが行われています。

教育の強化

全従業員を対象に定期的なLGBTQA+に関する研修を実施し、中途入社社員向けに特化した教育プログラムも新たにスタートしました。また、美容部員として新入社員が入社する際にはアライワークショップを実施し、Aesopの社員にもその取り組みを拡充しています。

パートナーシップ制度

2024年10月からは、事実婚や同性パートナーに対して配偶者と同等の福利厚生を受けられる「パートナーシップ制度」を本格的に導入します。この制度により、様々なライフスタイルを支えることが更に強化される見込みです。

多様性・公平性・包摂性ウィーク

毎年12月には、社員向けに「多様性・公平性・包摂性ウィーク」を開催し、LGBTQIA+に関連した講演やワークショップを通じて、社員の理解深耕に努めています。これにより、全社的に多様性を意識する風潮が育まれています。

アライの活動

アライシップの促進も進み、前年度に比べてアライメンバーが大幅に増加しました。これにより、多様性への理解と受容が社内に浸透し、「東京プライド」への参加を希望する社員も過去最高数に達しています。

社長のコメント

日本ロレアルの代表取締役社長、ジャン-ピエール・シャリトンは、今回の受賞に関して「非常に光栄」と述べ、今後も全社員が活躍できる職場環境を作り出すことに全力を尽くすという意気込みを露わにしました。彼は「多様性・公平性・包摂性の文化が確立された証です」と強調し、さらなる改善に向けた取り組みの重要性についても言及しています。