物流DX化サミットレポート
2024-07-02 14:46:59

「ハコベル物流2024年問題サミット」レポート:専門家とキユーピーが語る、物流DX化の今!

「ハコベル物流2024年問題サミット」レポート:専門家とキユーピーが語る、物流DX化の今!



2024年6月20日、物流プラットフォーム「ハコベル」を運営するハコベル株式会社が主催した「ハコベル物流2024年問題サミット」が開催されました。本サミットでは、物流関連2法の改正案概要と、それに伴う荷主企業・物流事業者に求められる対応策について、専門家や企業の具体的な取り組み事例が紹介されました。

専門家による業界知見と企業事例が満載



サミットでは、株式会社ローランド・ベルガーの小野塚征志氏と、キユーピー株式会社の執行役員ロジスティクス本部長 前田賢司氏を迎え、講演が行われました。小野塚氏は、物流関連2法の改正案が目指す方向性や、企業が取るべき具体的な対策について解説。特に、物流効率化はすべての荷主にメリットが大きいとし、早期導入の必要性を強調しました。

一方、前田氏はキユーピーが「持続可能な食品物流の実現」に向けて取り組んできた、段階的な物流DX化の取り組みを具体的に紹介しました。異なる部門間の連携や、業界全体の最適化を担う人材の重要性について熱心に語っており、聴衆は熱心に耳を傾けていました。

キユーピーの具体的な事例が注目を集める!



前田氏は、今年からパレット単位での検品レスを開始することを発表。聴講者からは、「メーカーとして即時落とし込みができる内容だった」「ASN導入を進めている中で、先行事例であるキユーピーの取り組みは大変参考になった」といった声が寄せられました。

全体最適への意識共有とハコベルのサービス紹介



サミットでは、「対策のカギは全体最適」という共通認識が共有されました。ハコベルの渡辺健太氏は、全体最適を実現するためにはデータ共有が不可欠であり、自動的にデータを蓄積できる仕組みが重要だと強調しました。さらに、ハコベルの提供する「ハコベル配車計画」や「ハコベル配車管理」といったシステムについても紹介されました。

物流DX化を検討する企業への無料コンサル提供



今回のサミット開催を機に、物流DX化を検討している法人・団体に対して、先着5社に無料コンサルテーションを提供することが発表されました。

ハコベル株式会社は今後も、荷主企業や物流事業者にとって有益な情報を提供し、持続可能な物流の構築を目指してサービス品質向上に努めていくとのことです。

まとめ



「ハコベル物流2024年問題サミット」は、物流関連2法の改正案への対応策や、物流DX化の必要性、具体的な取り組み事例を学ぶことができる貴重な機会となりました。特に、キユーピーの事例は、多くの企業にとって参考になる内容だったと言えるでしょう。

ハコベルは、今後もこのようなセミナーやイベントを通じて、物流業界全体のDX化を推進していくことが期待されます。


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