生成AI活用普及協会(GUGA)は、京都府が運営する学び直しサイト「KYO育tv.」内の『営業系職種DXスキル習得コース』にて、生成AIパスポートガイダンス講座を実施することを発表しました。
本講座は、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が策定した「デジタルスキル標準」に対応した、DX社会の実現に向けて社会人・求職者がデジタルリテラシーを身につけることを目的とした「KYO育tv.」内のコースの一環として開講されます。
近年、生成AIの台頭により、ビジネスパーソンに求められるリテラシーやスキルは変化しており、リスキリングの必要性が高まっています。特に営業系職種では、DX推進の一つとして生成AI活用スキルが注目されています。しかし、生成AIの活用には、利便性だけでなく、誤情報や情報漏洩、権利侵害などのリスクも存在するため、実務で適切に取り扱うための知識が不可欠です。
『営業系職種DXスキル習得コース』は、生成AIを安全に活用するための資格「生成AIパスポート」取得を目指す営業系職種の方向けのコースです。全7回のオンライン講座で、試験のシラバスに対応した内容を学習できます。GUGAからは事務局次長の小村氏が第1回と第6回に講師を務め、生成AIに関する国・企業の動向やAIリテラシーの重要性、生成AIパスポート取得のメリットなどを解説します。
講座の内容は、生成AIの基本知識から、テキスト生成AIのプロンプト制作、情報リテラシー、AI社会原則、生成AIパスポート合格に向けたフォローアップ、そして営業職における生成AI活用事例まで、幅広い内容を網羅しています。講師陣には、株式会社ウェブタイガー代表取締役田村憲孝氏、京都先端科学大学准教授鈴木貴之氏など、各分野の専門家も名を連ねています。
京都府では、生涯現役を支援する取り組みとして、クリエイティブセンターを通して研修やキャリア相談、マッチングなどを提供しています。生成AIをはじめとするDXスキルは多くの企業で重要視されており、営業職においても理解と活用が不可欠となっています。本講座は、最新技術を学び、キャリアの可能性を広げるための貴重な機会となるでしょう。