気仙沼の心の支援
2011-11-22 05:00:02
気仙沼で繋がる心の支援、日本脳教育協会のブレイントレーナーが参加
東日本大震災からの復興支援は、今なお多くの人々の心に深く根付いています。そんな中、11月3日、宮城県気仙沼市で行われた復興イベント「気仙沼お伊勢浜復興ライブフェスタ」に日本脳教育協会(IBREA Japan)認定のブレイントレーナーたちが参加しました。このイベントは、震災からの復興を盛り上げることを目的に地元の人々によって企画され、約5000人の来場者を迎えました。ブレイントレーナーたちはボランティアとして、身体と心を癒すマッサージの提供や、ヒーリンググッズの配布を行い、大変多くの参加者に笑顔と励ましを届けました。
全国から集まった支援者たち
イベントには、神戸や大阪、名古屋、東京などから集まった9名のブレイントレーナーが参加し、会場の一角に設けたテントで施術を行いました。彼らが用いた「ファルゴン」と呼ばれるマッサージ手法は、脳教育に基づいたもので、体をほぐしながら被災者たち側の健康や心理的な悩みを親身に聴く姿勢が印象的でした。そのため、マッサージを希望する方々が多く、順番待ちができるほどの人気を集めたのです。
生命電子カードの贈呈
ブレイントレーナーたちは、来場者に対して「生命電子カード」と使い捨てカイロを渡しました。生命電子カードは脳教育トレーニングや瞑想法に使用され、集中力や免疫力向上に効果があると評判です。このカードは、震災の影響を受けた阪神エリアのメンバーが中心となって企画したもので、全国の会員は手書きの激励メッセージをカードに添えて届けました。イベント当日には1500枚が配布され、「頑張って下さい」や「一つになろう」とのメッセージが被災者の方々に届きました。
音楽と癒しの調和
また、会場のステージでは地元出身であるジャスシンガーの三浦舞さんがパフォーマンスを行い、彼女自身もブレイントレーナーとして活動しています。三浦さんは震災後、地元を癒したいとの思いから脳教育の資格を取得し、歌とともにメッセージを届けました。彼女の歌声は、多くの人々に安らぎを与え、来場者たちの心を打ちました。
支援を受けた側の感謝
ボランティアとして携わった品川玲子ブレイントレーナーは、「ファルゴンを通じて多くの人に出会い、感謝の気持ちをいただきました。それが私たちにとって最大のプレゼントです」と語り、活動の中で感じた喜びを語りました。支援が求められている現場へ行ったはずが、逆に自身も心を癒やされていることに気づかされたと言います。
日本脳教育協会の取り組み
日本脳教育協会は1997年に設立され、脳教育を通じて健康や幸せを広げることを目指しています。全国各地での活動を通じて、脳の無限の可能性を多くの人々に伝え、より良い社会を創造するための一助となることを目指しています。
このように、復興イベントでの取り組みは参加者同士の絆を強め、一人一人が持つ力を再確認する機会となりました。支援が必要なことは間違いなく、しかし同時にそこには感謝や励ましの絆も生まれています。今後も続く復興支援の活動に目を向けていきたいですね。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人 IBREA JAPAN日本脳教育協会
- 住所
- 愛知県名古屋市北区大曽根四丁目16番15号IS大曽根3C号
- 電話番号
-
052-307-8276