和歌山で高校生たちが「マインクラフト」で夢の動物園を発表するイベント

和歌山県の高校生たちによる「夢の動物園を創ろう発表会」

2025年2月8日、和歌山県白浜町に位置するアドベンチャーワールドで、「夢の動物園を創ろう発表会」が開催されます。このイベントは、和歌山県のeスポーツわかやま推進プロジェクトの一環として、地元の高校生が参加し、自らのクリエイティビティを発揮する貴重な機会となります。

この発表会では、和歌山県立星林高校と粉河高校に属するeスポーツ部の生徒達が、人気ゲーム「マインクラフト」を活用して理想の動物園を創り上げた成果を披露します。全17名の生徒が5つのチームに分かれ、約4か月にわたる制作過程で得た知識とアイデアをもとに発表を行う予定です。

教育とゲームの融合

今回のプロジェクトの大きな特徴は、単なるゲーム体験に留まらず、STEAM教育の一環として位置付けられていることです。「動物にとって理想的な環境とは何か」というテーマのもと、アドベンチャーワールドの飼育スタッフによる専門的な講義を受け、動物福祉に対する理解を深めました。

参加した高校生たちは、ゲームというプラットフォームを通じて創造的なアイデアを形にし、それをプレゼンテーションとして表現するスキルも身につけました。この経験は、ただゲームを楽しむだけでなく、デジタルスキルやチームワーク、プレゼン力など、実社会で必要とされる能力を磨く助けにもなります。

eスポーツチームとの連携

さらに、eスポーツチーム「WIP | 和歌山インダミタブルパンダ」の指導を受けたことで、戦略的思考や協力する力を強化しました。このチームは、和歌山を拠点に活動する専門家たちで、若者に向けてゲームを通じた教育の重要性を広めている存在です。彼らとのコラボレーションは、生徒たちにとって、遊びを超えた学びの場となりました。

発表会の概要

開催日

日時	2025年2月8日（土） 13:30～16:00
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場所

アドベンチャーワールド「センタードーム」

内容

星林高校と粉河高校の生徒が、アドバイザーのもとで制作した夢の動物園を発表します。特に、発表は生徒自身が司会、音響、アシスタントを担当するなど、実践的なスキルを生かす場ともなります。来場者は、その様子を直接見ることができ、教育とエンターテイメントを融合した新たな試みを体感できます。

地域社会との関わり

このプロジェクトは、株式会社アワーズ、和歌山県デジタル社会推進課、南海電鉄株式会社、NASEF JAPANなどの連携の下、地域を活性化させる取り組みとして位置付けられています。eスポーツを通じて、地域社会と学生の結びつきを強化し、持続可能な学びの場を提供することが目指されています。

和歌山で実施される「夢の動物園を創ろう発表会」は、地域の教育とエンターテイメントの新たな形を示す素晴らしい試みです。参加する高校生たちの情熱や創造性が生み出す動物園は、きっと来場者にとっても印象深い体験となることでしょう。