お茶の水、大勝軒復活
2024-06-27 15:28:43

「お茶の水、大勝軒」が4年ぶりに復活!“ラーメンの神様”山岸一雄の伝統を受け継ぐ

“ラーメンの神様”の味が再び!「お茶の水、大勝軒」が復活



2024年7月6日、東京都千代田区神田小川町に位置する「お茶の水、大勝軒」が、約4年の休業を経て、同じ場所で営業を再開しました。

「お茶の水、大勝軒」は、つけ麺の考案者であり、“ラーメンの神様”と呼ばれた故・山岸一雄氏が監修したお店です。創業当初から、山岸氏の伝統を受け継ぎ、その味を守り続けてきました。

今回の復活は、山岸氏が「変わらずに自分の味を守ってくれる店を残したい」という思いから、店主の田内川真介氏に後継を託したことから実現しました。田内川氏は、幼い頃から山岸氏の店の常連客であり、「幼いうちに憶えた味は一生忘れないから」と、山岸氏の味を継承することを決意したそうです。

伝統の味と幻のメニューが復活



「お茶の水、大勝軒」では、山岸氏の代名詞ともいえる「特製もりそば」や「中華そば」はもちろん、創業当時に提供されていた幻のメニューも復刻されています。

田内川氏は、「山岸マスターの料理の再現は自分に課せられた使命」との思いで、口頭で教えられたレシピをノートにまとめ、山岸氏の監修のもと、餃子、シュウマイ、タンメン、カレー中華など、数多くのメニューを復刻しました。

「神田カレーグランプリ」で実力を証明



「お茶の水、大勝軒」は、2016年の「神田カレーグランプリ」に初参戦し、山岸氏と共同で復刻した「カレー中華」をベースにした「カレーライス」で準グランプリを受賞。翌年には、常連客の裏メニュー「カツライスカレー」を復刻し、グランプリを獲得しました。

創業の地での復活



2020年にテナントビルの建て替えにより一時休業を余儀なくされましたが、その間は神田神保町に代替店を構えて営業を継続していました。また、山岸氏の故郷である長野県山ノ内町には「山ノ内大勝軒」を開業しました。

今回の復活は、山岸氏が「いつか故郷の人たちにも俺のラーメンを食べてもらえたら」という遺志を受け継いだものであり、創業地である神田小川町での営業再開は、多くの人にとって喜びとなるでしょう。

「お茶の水、大勝軒」の未来



田内川氏は、「山岸マスターが創業に携わってくれた同じ場所で復活できることは至福の喜びです。これからも大勝軒の伝統と味を守り続けてまいります。」と意欲を新たにしています。

「お茶の水、大勝軒」は、これからも“ラーメンの神様”山岸一雄氏の伝統を受け継ぎ、多くの人に愛されるお店として、その歴史を刻んでいくことでしょう。


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