API連携で変わる賃貸管理業務
株式会社ビジュアルリサーチと株式会社ジャックスが手を組み、賃貸管理システムi-SPと家賃保証サービスのAPI連携を行うことを発表しました。これは、2024年11月にリリース予定で、業務の効率化とコスト削減に寄与することが期待されています。
1. API連携の利点
賃貸管理業務において、請求・入金データの取り扱いや、それに伴うCSVのやり取りは、多くの時間と手間を要していました。しかし、このAPI連携により、これらのデータがi-SP内で一元管理され、二重登録の手間が省かれます。さらに、請求依頼の送信から結果の取り込みまで自動化されることで、業務の流れがスムーズになり、コスト削減にもつながります。
2. VICCSの魅力
この新しい連携は、VICCS(ビジュアルリサーチとジャックスが提携する家賃保証サービス)との相乗効果も期待されています。VICCSは、大手信販会社であるジャックスと連携し、家主や契約者、管理会社のニーズに応える形で家賃保証のアウトソーシングを実現。これにより、賃貸管理における家賃回収や滞納催促などの業務を完全に外部に委託できるため、業務効率を大幅に向上させることができます。
3. i-SPについて
ビジュアルリサーチが開発した「i-SP」は、日本国内で4,000社以上に導入されている賃貸管理システムです。その特長は、台帳管理から契約、運用管理まであらゆる管理業務をサポートできる点です。また、カスタマイズが容易で、登録戸数が10,000戸以上の場合でも迅速なデータ処理が可能です。ユーザーのニーズに合わせた各種オプションも提供されており、不動産DXを推進するための強力なツールです。
4. 会社概要
ジャックス
ジャックスは、1954年に創業し、"信為萬事本(信を万事の本と為す)"という理念の下、リテールファイナンスの分野で高い信頼を築いてきました。今後も顧客満足を追求し、より良い商品提供を目指しています。
ビジュアルリサーチ
設立以来、ビジュアルリサーチは賃貸管理業務や売買仲介業務に特化したシステム開発を行ってきました。テクノロジーの力を用いて、不動産業界のデジタルトランスフォーメーションを推進し、すべての関係者に幸せをもたらすことを目指しています。
5. 結論
今回のAPI連携は、賃貸管理業務における新たな風を吹き込むものです。最新の技術とサービス提供により、業務がより効率的に、そしてコストを抑えつつ行えるようになるでしょう。賃貸業界のDX、そしてビジュアルリサーチとジャックスの今後の活躍に期待が寄せられます。