「輪と和」が創るサステナブルな世界~日本企業が求められるネイチャーポジティブへの取り組み~
2024年11月26日、国際協力NGOであるオイスカが主催するトークイベントが開催されます。テーマは「ネイチャーポジティブ」と、それを実現するための日本企業の取り組みです。
近年、企業におけるサステナビリティへの関心は高まっています。特に2030年までに生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せることを目指す「ネイチャーポジティブ」は、重要なテーマとして注目されています。
このイベントでは、自然資本保護に向けた国際的な枠組みの現状と、気候変動対策と生態系保護の両面から取り組む企業の事例が紹介されます。森林を起点に、循環と共創によるサステナブルな社会の実現に向けた議論が展開される予定です。
オイスカの役割
オイスカは1961年の設立以来、人材育成、農村開発、森づくりなどを通して、地域社会の活性化に貢献してきました。行政、企業、団体、教育機関など、多様なセクターを巻き込みながら活動を進めることで、持続可能な社会づくりに貢献してきた実績があります。
イベントの内容
イベントは第一部と第二部の二部構成です。
第一部 (16:00~17:20)
基調講演:持続可能な環境の実現に向けての地球規模の取り組み(講師:東京大学名誉教授 太田猛彦氏)
トークセッション:サステナブルな世界に向けての日本企業の取り組み
ファシリテーター兼スピーカー:太田猛彦氏
スピーカー:
小橋稔睦氏(東京海上日動火災保険株式会社経営企画部部長 兼 サステナビリティ室長)
星野正大氏(住友化学株式会社サステナビリティ推進部 主席部員)
林久美子氏(公益財団法人オイスカ海外事業部 海外開発協力担当部長)
第二部 (17:25~18:15)
参加者交流会:軽食とアルコールを楽しみながら、参加者同士、そして登壇者と交流できる場です。
登壇者プロフィール
各登壇者は、それぞれの分野で豊富な経験と知識を持つ専門家です。太田猛彦氏は東京大学名誉教授として長年森林環境学の研究・教育に携わり、現在はFSCジャパン代表なども務めています。小橋稔睦氏と星野正大氏は、それぞれ東京海上日動火災保険と住友化学において、サステナビリティ戦略の推進に中心的な役割を果たしています。林久美子氏はオイスカにおいて長年、海外事業や環境保全活動に従事し、その豊富な経験に基づいた見解を語ってくれるでしょう。
イベント概要
日時:2024年11月26日(火)16:00~18:15
会場:コングレスクエア日本橋 2階(東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル)
参加方法:会場参加およびオンライン参加(事前申し込み制)
参加費:オンライン参加(第1部のみ)無料、第1部・第2部参加(交流会込)3,000円
* 締め切り:11月20日(水)
オイスカについて
オイスカは、国際協力NGOとして、アジア太平洋地域を中心に活動しています。人材育成、農村開発、森づくりなど、幅広い事業を通して、持続可能な社会の実現に貢献しています。
このイベントは、企業のネイチャーポジティブへの取り組みを理解し、未来の社会を考える貴重な機会となるでしょう。関心のある方はぜひご参加ください。