労働組合の未来を見つめる
2025年10月22日(水)、オンラインで行われる無料セミナーに注目が集まっています。このセミナーは、株式会社スタメンが提供する「TUNAG for UNION」が主催し、連合総研の中村天江氏が講師を務めます。この機会を通じて、労働組合の役員や新任の役員、組合員の方々が一堂に会し、労働組合への関心低下と多様化時代への対策について探求します。
開催概要
- - 日時: 2025年10月22日(水)18:00〜19:00
- - 参加方法: オンライン
- - 参加費: 無料
- - 申し込み先: こちらから
なお、同業他社の参加には制限が設けられているため、申し込みを考えている方は早めに行動する必要があります。
中村天江氏のプロフィール
中村天江氏は、公益財団法人連合総合生活開発研究所の主幹研究員です。彼は「働くの未来」「これからの労使関係」「労働市場の高度化」といったテーマに対する研究や提言を行ってきました。1999年にリクルートに入社した後、2009年にはリクルートワークス研究所に異動し、様々な未来の働き方に関する長期展望を発表しました。特に、彼の発表した「2025年」や「Work Model 2030」は注目されています。2012年には日雇い派遣の研究において日本労務学会研究奨励賞を受賞し、2020年には全能連マネジメント・アワードのプログラム・イノベーター・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。
中村氏は、人的資源管理論の専門家であり、修士(数理科学)および博士(商学)の学位を持っています。彼の知見と経験が本セミナーに反映されることは間違いありません。
TUNAG for UNIONとは
「TUNAG for UNION」は、労働組合の活動をサポートするために設計されたアプリです。このアプリは、2022年1月にサービスを開始し、国内外で多くの労働組合に利用されています。現時点で200以上の組合が導入し、情報の発信から申請・承認プロセス、組合員の反応の可視化を一つのプラットフォームで完結させることができます。
このアプリの目的はただ情報を提供するだけでなく、組合員一人一人にそれを届けることです。日々の活動情報の発信やリンクした申請や承認プロセスが簡単に行えるため、組合員が情報を受け取りやすくなります。また、専門の担当者が導入から活用まで支持を行い、各労働組合の目指す姿に合わせた取り組みを実現可能にします。
まとめ
労働組合が直面する課題はますます多様化し、これまでの常識では解決できない問題も増えています。そんな今こそ、労働組合役員や新任役員、組合員が集まり、未来の労働組合のあり方を話し合うことが必要です。中村天江氏の知見を活かしたこのオンラインセミナーは、まさにその機会なのです。
日時が近づくにつれ、参加申し込みが増えることが予想されるため、興味のある方は早めに登録を済ませることをお勧めします。