株式会社IB、五十嵐氏が取締役に就任
株式会社IB(代表取締役CEO:井藤 健太)は、このたびSBI損害保険株式会社の前社長である五十嵐正明氏を取締役として迎えることを発表しました。これにより、同社は保険管理アプリ「保険簿」のさらなる提供拡大と、経営体制の強化を目指しています。
経営強化の狙い
IBは、「保険の請求もれをなくす」というVisionを掲げ、保険加入者が持つ権利の最大化を目指しています。五十嵐氏を取締役に迎えることにより、保険業界での豊富な経験を活かし、強固なネットワークの構築を図ります。これにより、保険業界に向けたソリューションの拡大と新たな収益化モデルの開発を推進していく方針です。
さらに、保険の請求もれの問題を解決することは、加入者の満足度の向上だけでなく、保険会社の顧客ロイヤルティ向上にも寄与します。これによって、IBは持続的な成長と企業価値の最大化を実現する意向です。
五十嵐正明氏の経歴
五十嵐氏は東京都出身で、立教大学法学部を卒業後、生保、損保業界でのキャリアを築いてきました。2007年には少額短期保険会社を起業し、その後、少額短期保険協会の専務理事を務めました。2016年にはSBIグループに参画し、2019年からはSBI損害保険の社長として活動し、その業容拡大を牽引しました。2024年6月に退任予定ですが、その後もIBの取締役として活動を継続することになります。
井藤健太代表のコメント
井藤代表は、「五十嵐氏は生保や損保業界で40年以上の経験を持つ方であり、保険業界の第一線で活躍されてきた経営者です。弊社は保険の請求もれをなくすというビジョンを実現するために、すべての保険事業者と協力するという難易度の高い戦略を取っており、五十嵐氏の経験と知見が大きな力となる」とコメントしました。
保険簿とは
IBが提供する「保険簿」は、利用者が自身や家族が加入する保険や共済の保険証券を一元管理できる無料のアプリです。これにより、必要な時に契約内容を素早く確認し、保険会社の連絡先を容易に把握できる機能を備えています。また、事故や病気・ケガといった出来事を選択することで、保険金請求の可能性がある保険を用意することも可能です。
株式会社IBについて
株式会社IBは「保険の請求もれをなくす」をビジョンとして掲げ、保険加入者と保険業界の間に立つ中立的な立場から、すべての人が保険の価値を享受できる社会を目指しています。今回の五十嵐氏の就任も、その実現に向けた重要なステップと位置づけられています。