キヤノンが新アプリを発表
2025-06-20 13:24:48

キヤノン、新アプリで書類保管を効率化するサービスを発表

キヤノン、書類保管をシームレス化する新アプリを発表



キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、キヤノン製複合機と「DigitalWork Accelerator」(以下、DWA)を連携させる新しいアプリケーション“MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator”を2025年6月30日より提供開始すると発表しました。この新サービスは、紙文書のデジタル化からクラウド上での電子保管までをシームレスに実現することを目指しています。

近年、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していますが、その中で紙文書をデジタル化することは、業務効率を向上させたり、情報資産を有効利用するための重要なステップです。しかし、スキャンした後のファイル整理や情報を入力する作業、クラウドへのアップロード作業は企業にとって大きな負担となります。さらに、電子化された documents がファイルサーバーに保存されるだけでは、必要な情報を素早く見つけることが難しく、情報の利活用にブレーキをかけてしまうこともあります。

このような課題に対して、キヤノンが提供する新アプリ“MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator”が役立つとしています。このアプリを利用することで、ユーザーはPCを介さずにキヤノンの複合機から直接DWAにスキャンデータを保存可能になります。これにより、見積書や契約書といった書類をすぐにデジタル化して共有できるメリットがあります。

また、このアプリの特徴として、複数の書類を一括でスキャンする際に管理NOや取引先企業名などのインデックス情報を含むQRコードを使用したPDF自動分割機能が搭載されている点も挙げられます。この機能を使えば、書類を自動で振り分けて保存できるため、業務のスピードを大幅に向上させることが可能です。

さらに、スキャンするだけでインデックス情報が自動的に登録され、関連書類を紐づけられるため、保存された書類の検索性が向上します。たとえば、各拠点で受領した書類をスキャンするだけで、本社との共有がスムーズになり、インデックス情報を活用することで社内外の問い合わせにも迅速に対応できるのです。

キヤノンは、今後も「DWA」を情報資産管理の基盤として機能を拡充し続け、企業のお客さまのデータ利活用を支援するとともに、業務プロセスの変革やDXの実現に向けた取り組みをサポートしていく方針です。

料金と発売日



新アプリ“MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator”は、オープン価格で2025年6月30日から提供される予定です。このアプリケーションはDWAの有償オプションとして提供されます。

キヤノンの新たな試みが、今後の企業の業務効率化や情報活用にどのような影響を与えるのか、引き続き注目していきたいところです。


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会社情報

会社名
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
住所
東京都港区港南2-16-6
電話番号

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