新たな技術支援サービス「アジャイル共創」と「アジャイル共育」
永和システムマネジメントが、新たにエンジニア不足の解消と内製化のサポートを目的とした共創型サービスを開始しました。このサービスは、デジタル変革(DX)を通じた価値創造を促進するもので、企業のニーズに応じた柔軟な技術支援を提供します。
背景
現在、多くの企業がアジャイル開発や開発手法のモダナイズに取り組んでいますが、これに精通したエンジニアが不足している現状があります。そのため、特に企業の現場で開発を内製化し、社内の人材を育成することが強く求められています。この需要に応えるため、永和システムマネジメントは「開発と育成の同時実現」を掲げた新サービスを立ち上げました。
サービスの詳細
新たに導入されたサービスには、「アジャイル共創」と「アジャイル共育」の2種類があります。
アジャイル共創
このサービスでは、クライアント企業と協力して一つの開発チームを組み、実際のサービス開発を通じてアジャイル開発の技術やノウハウを伝授します。具体的には、次のような特徴があります。
- - ターゲットプロジェクト: クライアント企業の実際の開発プロジェクトに沿って進行します。
- - 協力体制: クライアントのエンジニア(内製エンジニア)と当社のエンジニアが共同でプロジェクトを推進します。
- - 期間: プロジェクトは3ヶ月から6ヶ月程度の期間で実施されます。
アジャイル共育
こちらは、模擬開発を通じて新たな技術者への転換を支援するプログラムです。特に、COBOLエンジニアをJavaエンジニアやGoogle Apps Scriptエンジニアへと育成することを目指します。このサービスにも以下のような特徴があります。
- - 模擬プロジェクト: 学習したい技術に合わせたプロジェクトを用意します。
- - 開発合宿: 2~3日間の開発ブートキャンプを開催し、必要に応じて行います。
- - リモートサポート: 開発合宿以外の時間は、当社のエンジニアがリモートで支援します。
- - 期間: こちらは1ヶ月から3ヶ月程度で進められます。
先行事例:ANAとの取り組み
この新サービスの先行事例として、全日本空輸(ANA)との共創開発プロジェクトが紹介されています。このプロジェクトでは、ANAのデジタル変革室と共同で、Google Cloudを用いてアプリケーション開発とエンジニア教育を行いました。ここでは、当社のエンジニアがリモートでアジャイル開発を進行し、ANAのエンジニアへのスキル移転をスムーズに実現するためのブートキャンプも実施されました。
ANAデジタル変革室の担当者は、「社内のIT部門のスキルを高めるために、永和システムマネジメントとの取り組みが現実味を帯びてきた」と評価しています。
アジャイルスタジオ福井の拡大
また、アジャイルスタジオ福井も拡大し、新たに共創スペースやモブプログラミングコーナーを設けた「ASF Co-Class」を開設予定です。これにより、より多くの企業と共創する機会が増え、リモートアジャイル開発をより一層推進できる環境が整います。
お問い合わせ
永和システムマネジメントの新たな開発サービスに関する詳細は、公式Webサイトまたは直接お問い合わせ窓口(
[email protected])にご連絡ください。私たちは、デジタル変革を支援するための最適なパートナーとなることを目指しています。