SDGsで企業価値向上
2020-02-03 13:00:42
SDGsを可視化し企業価値を高める新たな取り組み
日本初のSDGs可視化システムで企業が変わる
持続可能な開発目標(SDGs)が国際的な関心を集める中、日本でもその普及が進んでいます。特に、企業がどのようにこれに取り組んでいるのかを「見える化」することで、環境や社会への貢献が明確になるシステムが開発されました。これにより、企業は金融機関や株式市場との関係を強化し、社会から選ばれる企業へと成長することが期待されています。
SDGsは、環境問題や経済発展に関する幅広いテーマを包含しており、そのため取り組み方が分かりづらいと感じる企業も多いです。そこで、サステナブル・ラボ株式会社が開発した「ESGテラスト」というシステムが注目されています。このシステムは、企業の社会貢献度や環境負担をスコア化し、誰でも理解できる形で提示します。これにより、企業は非財務情報を具体的に示すことが可能となり、金融機関や投資家からの評価を得やすくなります。
SDGsのスコア化プロセス
このスコア化プロセスは以下のステップで行われます。まず、企業のCO2排出量やリスク管理に関する1,400以上のデータをシステムで抽出します。次に、AIを用いてこれらのデータをリアルタイムで分析し、企業の規模に応じて比較処理を行います。そして、専門家と協議の上で企業の強みを具体的にスコア化します。これにより、どの分野で貢献ができているのかが一目でわかります。
“強くて優しい”企業の条件
かつては、企業の選ばれる基準が「利益を上げているか」に集約されていました。しかし、時代の変化に伴い、今では「環境や社会に優しいか」が重視されるようになっています。特に大手飲食店やアパレル業界では、環境配慮が顧客の選択に影響を与える要素になっています。このような背景から、企業は自らのライバルと差別化するために、SDGsへの取り組みを強化する必要があります。
導入企業の声と効果
サステナブル・ラボでは、現在いくつかの企業に試験的にこのスコア化システムを導入しています。ある企業の担当者は、「これまでは環境に優しい取り組みを行いたくても、その具体的な効果を社内外に伝えるのが難しかった。しかし、スコア化によって、長期的な成長に向けた投資がしやすくなり、社内の意識も高まった」とのこと。企業は今、自分たちの強みや弱みを見える化し、改善に向けた具体的な手立てを講じることができるようになっています。
このようなSDGsの「見える化」によって、企業のブランド力も向上し、投資家や金融機関、さらには一般消費者からも注目されやすくなるでしょう。今後、サステナブル・ラボでは、このシステムをさらに進化させ、企業の環境・社会への貢献が直接的に経済的メリットにつながる仕組みを開発していく予定です。これにより、資金調達の際などにも大きな影響を与えることでしょう。
まとめ
持続可能な社会を実現するために、SDGsはもはや企業にとって不可欠なテーマです。そして、SDGsを可視化することで、企業は社会貢献を数値化し、説得力を持ってアピールすることができるようになります。これからの時代、環境や社会に配慮した「強くて優しい」企業が選ばれることは間違いありません。サステナブル・ラボが提供するこの新しい取り組みは、企業の成長と持続可能な未来に向けた大きな一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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サステナブル・ラボ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1丁目6-1 大手町ビル 4 階 FINOLAB
- 電話番号
-
03-6869-3615