倉庫不動産レポート
2024-11-01 01:09:26

シーアールイーが市場動向を探る 倉庫・物流不動産レポートを発表

株式会社シーアールイー、倉庫・物流不動産レポート発表



株式会社シーアールイー(CRE)が、賃貸倉庫に焦点を当てた「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)Ver. 202409」を発表しました。このレポートでは、賃貸大型倉庫(10,000㎡以上)の市場動向を中心に、首都圏、関西圏、九州圏、中部圏のデータを収集・分析しています。特に、約1,300物件、総面積約48万坪のマスターリース物件を管理する同社の豊富なデータベースが、レポートの信頼性を高めています。

各地域の動向


首都圏


首都圏では、倉庫の需要が伸び続けてきましたが、最近はそれが少し落ち着いた様子です。供給が需要を上回る状況になり、結果として空室率は9.14%に達し、前四半期比で0.88ポイントの上昇を見せています。

関西圏


関西圏は、引き続き旺盛な需要が続いています。しかし、新規の供給が増え続けているため、空室率は3.50%を記録し、前四半期比で0.91ポイントの増加となっています。

九州圏


九州圏では新しい供給が引き続き進行しており、需要も一部で伸びていますが、供給量が上回るため空室率は6.63%と前四半期比で1.70ポイント上昇しています。

中部圏


中部圏では、新規供給がまだ消化されていないものの、既存の倉庫物件が順調に消化されているため、空室率は14.94%と前四半期比で4.18ポイントも縮小しています。

中小型倉庫の動向


次に、中小型倉庫(1,000坪未満)に関してですが、首都圏では企業の倒産や廃業が相次ぐ一方で、増床の動きがあり、空室率は1.11%に減少しました。これも、同社のデータベースから得られた重要な視点です。

今後の展開


CREは、今後も四半期ごとにこのような市場動向をまとめていく計画です。各四半期(1-3月、4-6月、7-9月、10-12月)での分析を通じて、倉庫市場のトレンドをより深く理解できることが期待されます。

詳しい内容は、公式サイトからダウンロードできます。このマーケットレポートは、会員登録(無料)が必要ですが、貴重な情報源となるでしょう。

引用・転載について


本レポートの著作権は株式会社シーアールイーにあり、内容を転載または引用する際は、「シーアールイー調べ」と明記することが義務づけられています。無断での改変や販売、出所を明示しない転載は禁じられています。法律に基づく引用の利用も制限されるため、その点には十分注意が必要です。

会社概要


株式会社シーアールイーは、2009年に設立され、物流不動産に特化した管理会社として日本国内で最大規模を誇ります。現在、約1,600物件、約202万坪にあたる不動産の管理を行っており、倉庫の賃貸、管理、開発、仲介および投資助言まで、幅広いサービスを提供しています。東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:3458)での営業実績もあります。

詳しくは公式サイトをご覧ください。株式会社シーアールイー


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会社情報

会社名
株式会社シーアールイー
住所
東京都港区虎ノ門2-10-1虎ノ門ツインビルディング 東棟19階
電話番号
03-5572-6600

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