講師なしの新たな挑戦
今年も株式会社アイ・スリーは、講師のいない「管理ゼロの新人研修」を実施することとなりました。この研修は、新人ITエンジニアの自主性を育成し、成長を促すことを目的としています。
ITエンジニア育成の課題
エンジニア育成においては、いくつかの大きな課題が存在します。まず一つは、新人エンジニアの自主性がなかなか育たないこと。これは、参加者が講師の指導に受け身になることが多く、自律的な成長が妨げられているためです。
次に、講師の質によるバラツキです。多くの企業が新人研修を外部に委託している中、派遣される講師が毎年異なるため、研修の成果が安定しないという問題が発生しています。講師の質を守るために、講師の裁量を制限すれば、逆に「型にはまった授業」になり、研修の質が低下するのです。
新しいアプローチ
これらの課題を解決すべく、私たちは「講師が主導するのではなく、新人が自主運営する研修」を構想しました。この新しい形式の研修では、新人たちが自らの手で進めるプロジェクト型学習(PBL)を採用し、全ての運営や管理を自身で行うことで、自然と自主性が育成される仕組みになっています。
特徴1:プロジェクトベースの研修
新人研修が初めてのプロジェクトとなるこの形式では、新人たちが研修の進捗や理解度を自主的に管理していきます。基礎プロセスやテンプレートが用意されているため、新人たちは安心して参加できます。また、研修中に発生する様々な計画された失敗を通じて、責任感や問題解決力を実際に学ぶことが可能です。
特徴2:オンライン研修の利点
オンライン研修ならではの利点も多くあります。講師によるバラツキの影響を受けずに、安定した研修品質を全国で提供可能。さらに、コストを抑えることができるため、経済的な負担も軽減されます。毎年同じ水準のノウハウと質で、新人を育成できます。
特徴3:チームでの協力
オンラインとはいえ、研修は個別ではなく、集合研修としてチームで行います。この方式により、新人同士が互いに教え合い、助け合う環境が構築され、安心して学ぶことができます。伸び悩んでいる仲間に手を差し伸べることもできるため、教え合いの中で成長が促進されます。
結論
この「管理ゼロの新人研修」は、今後のITエンジニア育成の新しい形として注目されることでしょう。興味がある方は、ぜひ株式会社アイ・スリーにお問い合わせください。私は、これからのエンジニアたちが自立し、自ら成長する姿を楽しみにしています。
問い合わせ先:株式会社アイ・スリー
メール:
[email protected]
公式サイト