神奈川のスポーツや音楽を支える新たなポイント寄付サービス「ハニタマ」スタート

新たな寄付の形「ハニタマ」

2020年9月11日、神奈川県を拠点とする株式会社イグザットが新しいコミュニティサイト『ハニタマ』を立ち上げました。このサービスは、インターネットで得たポイントを地域のスポーツや音楽、演劇などに寄付できる画期的な仕組みを提供します。

地域活動の課題と背景

私たちがよく目にする地域のスポーツイベントやアート活動ですが、これらを継続していくためには資金が不可欠です。特に、近年の新型コロナウイルスの影響で、これらの活動は大きな打撃を受けました。そのため、これまで以上に地域団体やチームはスポンサー探しや予算確保に苦労しています。

ハニタマの仕組み

『ハニタマ』は、インターネット上の購入やサービス利用によって貯まるポイントを利用者が選んだ団体に寄付できる仕組みです。たとえば、ネットショッピングや宿泊、ツアー予約を行うことで、利用者はハニタマポイントを獲得します。そのポイントを各種コミュニティに寄付することで、地域の活動に貢献できるのです。

利用の流れ

ハニタマの利用者は、まず、ポイントが貯まる各種サービスを利用します。次に、スポーツチームや音楽団体など、さまざまなコミュニティの中から自分が応援したい団体を選び、貯めたポイントを寄付します。コミュニティの運営者は、寄付されたポイントを現金として活動費に換えることができ、これにより地域活動の資金確保が実現します。

利用メリット

1. 無理のない寄付

現金で寄付を行う必要がなく、普段のネット利用で得たポイントを寄付するため、経済的な負担がありません。

2. 寄付の裾野を広げる

ポイントを利用した寄付は手軽であり、より多くの人々が気軽に寄付に参加できるようになります。

3. コミュニティの交流

ハニタマでは、寄付機能に留まらず、記事投稿やメンバー間の連絡もできるため、情報発信の場としても役立てられます。

連携団体

この新サービスは神奈川県内のプロスポーツチームや芸術団体とも連携を積極的に進めています。具体的には、Y.S.C.C.（サッカーJ3）や神奈川フューチャードリームス（野球ルートインBCリーグ）、音楽劇団incontroなどが参加します。地域の活性化を目的に、草野球や学校OB会、ボランティア団体など、さらに多くの団体との連携を目指しているのです。