アジレント・テクノロジー株式会社は、東京都港区に位置する芝浦ラボを14年ぶりにリニューアルし、多様なソリューションを体感できる先進的な施設として生まれ変わることを発表しました。この改装は、最新の分析機器を駆使したサンプルテストやデモンストレーションを行う場として、既存の設備を拡充し、お客様にとってより便利でアクセスしやすいラボを提供することを目的としています。
新しく生まれ変わった芝浦ラボでは、お客様がアジレントの広範なソリューションに直接触れられるよう、ラボの面積を274平方メートルに拡張しました。設置される機器には、ガスクロマトグラフや液体クロマトグラフ、質量分析計を含む最新鋭の分析機器が揃い、従来の機能をさらに強化しました。また、医療機器の自動染色装置も同じフロアに設置されており、分析と医療の両方のソリューションを一度に体験できるのは、芝浦ラボだけの特徴です。
アジレントのシニア・バイスプレジデントであるJohan Kirkwood氏は、「新たな芝浦ラボでは、すべてのお客様が最新の装置やアプリケーション、データ管理システムを体感でき、ワークショップなどの活動も充実させていく予定です」と語っています。この取り組みによって、アジレントのソリューションの利便性を最大限に活用し、より多くの人々にその価値を伝えることが期待されています。
芝浦ラボは、JR山手線の田町駅から徒歩圏内に位置し、またJRおよび京浜急行電鉄の品川駅からもアクセス可能な立地です。新幹線や空路を利用しているお客様にとっても便利な場所にあり、アクセス性の良さが際立っています。さらに、高輪ゲートウェイ駅の東側連絡通路が開通すれば、さらなる利便性向上が見込まれています。
芝浦ラボの再設計においては、内装の改装だけでなく、業務の効率化やお客様へのサービス向上にも重きを置いています。これにより、従来は体感できなかった新しい技術やエデュケーショナルな体験が提供されるようになります。これからの芝浦ラボに対する期待感が高まる中で、アジレント・テクノロジーはその先進的な技術を通じて、今後も科学の発展に寄与していくことでしょう。
アジレント・テクノロジーは、グローバルに分析と臨床検査の分野でリーダーとしての地位を確立しており、2024年度は65億1000万米ドルの売上高を達成しました。18,000人の従業員が全世界で活躍しており、今後もお客様のニーズに応えるための革新的なソリューションを提供し続けることが期待されます。芝浦ラボのリニューアルオープンを通じて、アジレント・テクノロジーのさらなる成長と発展が楽しみです。