SEL教材リリース
2025-10-17 11:03:41

全国の教育現場に届くSEL教材、学びの新たな基盤へ

進化する日本の教育現場:SEL教材の全国展開



新しい時代に求められる心の学び


近年、教育現場における心の問題が深刻化しています。全国で不登校児童生徒の数は過去の記録を更新し続け、教員のメンタルヘルスも危機的状況です。このような背景から、子どもたちの心の健康を育成するために新しい教育プログラムが求められています。

そんな中、沖縄県那覇市に本社を置く株式会社rokuyouが提供を開始したのが「ちむのわ」と「六諭」です。これらは、SEL(Social Emotional Learning)を基盤としたプログラムで、子どもたちの自己理解や他者理解を促進し、健全な人間関係の構築を目指します。

SELとは何か?


SELは「自分と他者の感情を理解し、より良い関係を築く力」を育む教育手法です。主に欧米では必修領域として取り入れられ、日本でもその重要性が高まっています。rokuyouは、これまでに120校以上で導入が進められており、35,000名以上の児童生徒がこの教育を受けています。

SEL教育の効果としては、不登校や問題行動の減少、学業成績の向上、そして教師と生徒双方のウェルビーイングの改善が報告されています。これにより、教育現場には必要な精神的な基盤を取り戻す努力が求められています。

新教材の特長


小・中学生向け「ちむのわ」


「ちむのわ」は、感情に気づき、それを言葉にする力を育むことを目的とした入門教材です。神経心理学に基づいたカリキュラムを用い、段階的に安心してコミュニケーションできる力を育成します。また、地域や学校を舞台にしたミッション型探究活動「ちむのわクエスト」を通じて、学びが楽しくなる要素も取り入れています。

高校生向け「六諭」


高校生向けプログラム「六諭」では、自己理解や他者理解、社会とのかかわりを深めるアクション型のカリキュラムが展開されます。生徒の興味を出発点とし、社会課題探究から進路やキャリア形成に結びつくプロジェクト型探究を実施します。「六諭クエスト」を通じて、実際の社会問題に向き合う機会を提供します。

導入実績と効果


これまでに沖縄県内の学校では、以下のような実績が報告されています。
  • - 不登校の児童・生徒が復帰
  • - 教員の休職率や離職率の改善
  • - 探究学習やキャリア教育が活性化
  • - 生徒の主体性や自己肯定感の向上

また、実施した学校では次のような声が寄せられています。「友達の気持ちが分かるようになり、自分の気持ちも話せるようになりました」「本気で対話ができる友達ができ、楽しい学びの場になりました」といった感想が多く、SELがもたらす変化の一端が伺えます。

サポート体制


rokuyouは、年間カリキュラムの設定や教員への研修、授業用教材の提供など、幅広いサポート体制を構築しています。教員研修ではファシリテーション技術を学ぶこともでき、より良い授業運営につなげています。価格は1人あたり年額6,000円から、各学校のニーズに応じて柔軟な対応が可能です。

株式会社rokuyouのビジョン


代表取締役の下向依梨氏は「不登校や学力向上など、一足飛びには解決できない課題」と語ります。安心・安全な学校文化を築くことが、子どもたちの学びに向かう力を育てると信じています。「ちむのわ」と「六諭」は、その土台を整えるためのプログラムです。この新たな取り組みにより、教育現場の持続的な改善が期待されます。これからの日本の教育界において、SELの普及が心の健康を育むサポートとなることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社rokuyou
住所
沖縄県那覇市久茂地2-2-2タイムスビル 2F
電話番号
080-9166-7166

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