OpenWorkが1万件突破した新機能の全貌
転職・就職の情報プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社が、興味のある企業について働いた経験のあるユーザーに直接質問できる新機能「社員・元社員への質問」を正式にリリースし、投稿数が1万件を達成したことを発表しました。この目覚ましい成長は、企業のリアルな情報収集を求めるユーザーのニーズに応える形で実現されました。
新機能の概要と利便性
この機能は2024年春に試験運用を始め、正式なサービスが開始されると利用者からの支持を集めました。特に、ユーザーが匿名で質問できるという点が、大きな魅力となっているようです。投稿された質問の平均回答数は1.97件で、80%以上の確率で一つ以上の回答を得られるというのも、参加者にとっての安心要素です。
現在、OpenWorkは700万人以上の登録ユーザーを抱え、掲載されている社員の口コミや評価スコアはなんと1,800万件を超えています。最近の調査によると、約3人に2人の就活生がこのプラットフォームを利用していることがわかります。転職活動の情報収集だけでなく、学生たちがリアルな声を利用する機会も増えてきています。
コメントの背景とニーズへの応え
オープンワークに寄せられたユーザーの声は多岐にわたります。「口コミに書かれた内容の詳細を知りたい」、「仕事をしている人に直接質問をしたい」というニーズがその背景です。この要望をもとに、OpenWorkは「社員・元社員への質問」機能の開発を進めたのです。ユーザーの匿名性があることで、本音を引き出しやすくなり、さらにリアルな情報を得ることが可能となってきました。
■ ユーザーの活用法と人気の質問
この機能を利用するユーザーにおける質問の傾向として、多く寄せられているのが「年収」や「転勤」といった内容です。特に「転勤」に関しては、実際の頻度やキャリアに与える影響について詳細に尋ねる姿勢が見受けられます。これは、企業の実情を把握したいと考えているユーザーが多いことを示しています。
また、学生ユーザーからの質問も増えており、内定承諾先の企業を選ぶ際の参考にしていることが分かります。最近3か月では、学生からの質問が増加し、社会人ユーザーとほぼ同じ数に達しています。
機能の詳細とみどころ
この機能は、会員登録をしたユーザー(社会人・学生ともに)が利用可能です。質問を投稿したい企業は、主に大手企業約4,800社にご用意されています。各企業のトップページには「質問を投稿する」ボタンが表示され、そこで簡単に質問を行うことができます。
回答については、就業経験のあるユーザーに対してオープンワークから依頼しています。全ての投稿内容は厳正な目視審査が行われており、安全性も確保されています。さらに、質問内容はOpenWork未登録の方でも閲覧可能ですが、回答内容を知るためには、クチコミの閲覧権限が必要になります。
今後の展望とオープンワークの目指すもの
オープンワークは、今後も「働く」に関連するデータを蓄積し、透明化を図る「ワーキングデータ・プラットフォーム」としてさらなる進化を目指しています。このサービスを通じて、企業の労働環境をさらにオープンにすることで、健全な雇用環境の発展に貢献し、個々のマッチングをサポートすることを本気で望んでいます。
【OpenWorkのサービスについて】
- - オープンワークは、企業の社員および元社員の声を基にした口コミサイトとして、国内最大規模の情報を提供しています。
- - 常に数百万ユーザーに利用され、彼らのリアルな状況を反映した口コミが、転職活動において大いに役立っています。
- - 公式サイトでは、労働環境に関する情報や企業の詳細を簡単に確認でき、自分に合った企業探しの支援を行っています。
【会社概要】
- - 社名:オープンワーク株式会社
- - 代表:大澤陽樹
- - 所在地:東京都渋谷区
- - 事業内容:転職支援プラットフォームの開発・運営
- - 資本金:1,649百万円
- - 上場市場:東証グロース市場(証券コード5139)