カンペール50周年記念展示会、渋谷と原宿で開催決定

スペイン・マヨルカ島発のシューズブランド「CAMPER（カンペール）」が2025年春夏シーズンに50周年を迎えます。この特別な節目を祝うため、4月4日から9日まで、東京の渋谷と原宿でアニバーサリーイベントが同時開催されます。これに先立ち、カンペールの長い歴史と革新を紹介する展示が行われる予定です。

カンペールの歩み

カンペールは、1877年にアントニオ・フルーシャによって設立されました。彼はイギリスに留学し、現代的な靴製造技術を学んだ後、故郷であるマヨルカ島に戻り、島で初めて靴製造の機械を導入しました。この革新的な精神は、彼の孫であるロレンソ・フルーシャによって1975年に「カンペール」として新たに形作られました。

この50年間、カンペールは独創的かつ型破りなシューズデザインを生み出し続け、家族経営のビジネスから、世界有数のシューズデザイン企業へと成長を遂げました。また、Bコーポレーションとしても認定されています。

アニバーサリーイベントの詳細

今回のアニバーサリーイベントでは、カンペールの歴史を振り返るヒストリー展示や、日本初公開となる貴重なアーカイブコレクションが展示されます。展示内容には、歴代の広告ポスターやショッピングバッグがあり、ブランドの歩みを感じることができるでしょう。さらに、アートやファッションを融合させた「Camper Together」プロジェクトの作品も見ることができます。

特に、地中海のコミュニティをテーマにしたブランドキャンペーン「The Walking Society」の展示・販売も行われ、イギリス人写真家のマーティン・パーが関与したアニバーサリー号も先行販売されます。カンペールの故郷であるマヨルカ島にゆかりのある著名人との対談なども紹介され、見逃せない内容となっています。

特別な展示体験

展示会場では特製のフォトブースが設置され、観覧者はオリジナルのフレームを使って思い出の一枚を撮影することができます。また、会場で4,950円以上購入した方には、別会場で使えるコーヒーチケットが贈られます。

さらに、会場にはアニバーサリーを記念した商品も豊富に取り揃えています。ブランドのシグネチャー「KOBARAH」の巨大オブジェも展示され、記念グッズやポスター、マグネットなども数量限定で販売されます。