CLOの役割とは?
2024-07-05 09:42:49

物流DX時代のキーパーソン、CLOとは? ~企業が抱える課題と実現に向けたヒントを公開~

物流DX時代のキーパーソン、CLOとは? ~企業が抱える課題と実現に向けたヒントを公開~



2024年4月、物流関連2法が改正され、一定規模以上の荷主企業に「物流統括管理者(Chief Logistics Officer:CLO)」の選任が義務付けられました。企業にとって、経営視点で物流を統括するCLOの役割はますます重要性を増しています。

しかし、日本ではこれまでCLOという役職がほとんど存在しなかったため、企業は具体的な進め方について困惑しているのが現状です。

そこで、データの力で物流課題を解決する株式会社Hacobu(ハコブ)は、2024年7月23日(火)に、連続オンラインセミナー「実例で解き明かす、CLOの役割」を開催することを発表しました。

本セミナーでは、前ウォルマート・ジャパンの物流統括管理者であり、Hacobu執行役員CSO(チーフ・ストラテジー・オフィサー)の佐藤 健次氏が、最前線で活躍するゲストをお招きし、CLOの真の役割について解説します。

政府が求めるCLOの役割と企業が抱える課題



第1回となる本セミナーでは、フィジカルインターネット実現会議の構成委員として政府レベルのロードマップ策定に携わる明治大学の橋本教授が登壇。政府が求めるCLOの意義を説明するとともに、今後の物流改革に向けた道筋を示します。

CLOは、経営にコミットしながら、中長期計画の策定や2つのKPI達成が求められるため、その役割は非常に重要です。しかし、日本ではまだCLOを設置している企業は少なく、企業側は具体的な進め方について悩んでいます。

部門を超えた全体最適化の実践



さらに、株式会社J-オイルミルズ 執行役員 SCM担当の畑谷一美氏をゲストに迎え、部門を超えた経営視点の物流最適化に取り組む実例を共有いただきます。

重量物である油脂の輸送確保に向けた新たなルール作りへの挑戦や、ドライバー不足の解消に向けた企業間の協力についても詳しくお話いただきます。

物流危機を乗り越えるカギはCLOの活躍に



「2024年問題」をはじめとする物流危機を乗り越えるカギは、CLOの活躍にかかっています。本セミナーでは、ゲストの実例から、自社に必要なCLO像を学び、物流改革に向けた一歩を共に踏み出せる機会となります。

セミナー概要



開催日時: 2024年7月23日(火)14:00-15:00
開催場所: オンライン
費用: 無料

プログラム:

1. 基礎編
- 物流関係者の悲願「CLO」設置
- 物流関連2法改正の要諦。政府が求めるCLOの役割と背景
- 企業でCLO設置をどのように進めていくべきか
2. 実践編
- 先進企業のCLOが語る、課題とそのリアル
- 部門、企業の枠を超えた全体最適の推進
3. 質疑応答

講師紹介



株式会社J‐オイルミルズ 執行役員 SCM担当 畑谷 一美 氏

1991年味の素社入社。同社物流企画部を経験後、味の素物流社にて受注センター受託事業を立ち上げて初代事業部長として食品メーカー複数社の業務を受託、味の素社物流企画部物流グループ長として食品大手メーカー6社による物流プラットフォーム「F-LINEプロジェクト」立ち上げと物流会社統合に参画。2019年からJ-オイルにて新規事業立ち上げ等を経て現職。(公財)日本ロジスティクスシステム協会 ロジスティクス経営士。

明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授 橋本 雅隆 氏

早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。明治大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。博士(商学) 三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)、東京都労働経済局、横浜商科大学商学部教授を経て現職。専門はロジスティクスマネジメント論。 日本物流学会理事。

Hacobu 執行役員CSO 佐藤 健次

2008年アクセンチュアにおいて、サプライチェーングループのマネージングディレクター就任。数多くのサプライチェーン改革プロジェクトをリード。2012年よりウォルマートジャパン/⻄友にて、eCommerce SCM、補充事業、物流・輸送事業、BPR(全社構造 改革)の責任者を歴任。ウォルマートジャパン/⻄友の物流責任者として、各国のリーダーおよびパートナーと物流革新を推進。 2019年株式会社Hacobuに参画。物流DXコンサルティングHacobu Strategy事業本部長。

Hacobuについて



商号: 株式会社Hacobu
URL:https://hacobu.jp/
設立: 2015年6月30日
所在地: 〒108-0073 東京都港区三田3丁目14番10号 三田3丁目MTビル9階
代表: 代表取締役社長CEO 佐々木太郎
事業内容:クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」を展開。 シェアNo.1(※1)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」、動態管理サービス「MOVO Fleet」、配送案件管理サービス「MOVO Vista」などのクラウドサービス、ドライバーの業務を効率化するスマホアプリ「MOVO Driver」の提供に加え、物流DXパートナーとして企業間物流の最適化を支援しています。
※1出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2023年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/02960/ バース管理システム市場の売上高および拠点数におけるシェア



画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 港区 物流DX Hacobu CLO

Wiki3: 東京都 港区 物流DX Hacobu CLO

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。