沖縄の平和を考える学びのイベント
2026年3月7日から8日にかけて、自由学園(東京都東久留米市)で「学びの共有会」、通称「まなコレ」が開催されます。当施設では、生徒と教員が社会についての洞察を深める機会を提供しており、その中で特に「共生学」という独自の科目が注目されています。この科目では、教員の関心に基づいて立ち上げた23のプロジェクトが展開されています。
その中の一つとして、今年度は「沖縄と日本の平和」について深く考察するプロジェクトが進められています。生徒たちは日米地位協定や米軍基地問題などの社会的課題に加えて、沖縄の豊かな文化にも目を向け、その学びをポスター展示形式で発表します。
鈴木公子氏の特別講演
イベントの一環として、沖縄県名護市の辺野古を拠点とするカヌーチーム「辺野古ぶるー」の鈴木公子氏をお招きし、その後の講演と質疑応答の時間も設けられています。鈴木氏は現場で活動する立場から、沖縄が直面する様々な問題について直接語っていただける貴重な機会です。
鈴木公子氏の登壇時間
- - 日時: 2026年3月8日(日)13:00~14:00
- - 場所: 自由学園中等部1-3教室
沖縄問題と平和の理解
沖縄は多くの人にとって美しい観光地として知られていますが、その裏には米軍基地問題や環境課題、そして歴史的な背景があることをご存知でしょうか。このプロジェクトでは、単なる観光地としての印象に留まらず、沖縄の文化や歴史、地域社会の営みを多角的に学びながら「我々の平和は何によって支えられているのか」を深く考えることを目的としています。
担当教員は、「沖縄の真の姿を知ることは、ただのリゾート地というイメージを超えるために必要だ」と語ります。彼自身も、かつては沖縄を単なる観光地としてしか見ていませんでしたが、日米地位協定に伴う様々な問題を知ったことで、そのイメージは大きく変わったとのことです。「知ったからには伝えなければならない」という思いから、この授業の開講に至りました。
まなコレの開催概要
今回の「まなコレ」は、教育関係者や卒業生、地域住民、そしてメディア関係者など、どなたでも参加できる開かれたイベントです。以下が開催の詳細です。
- - 日時: 2026年3月7日(土)、8日(日)10:00~15:00
- - 場所: 自由学園キャンパス内(東京都東久留米市学園町1-8-15)
- - 内容: 「共生学」プロジェクト展示や「飛び級社会人」の活動報告など
この学びの共有会は2021年度から始まり、生徒が得た学びを評価に留めるのではなく、社会に共有し、新たな気づきを得ることが目的とされています。これまでに23のプロジェクトが発表される他、生徒それぞれが持つ問いについても考える場が設けられる予定です。
まとめ
「沖縄と日本の平和」をテーマにしたこの共有会は、単なる知識の習得を超えて、現実の問題に対する理解を深めるための重要なプラットフォームです。鈴木公子氏の講演に触れることで、生徒たちが新たな視点と知識を得ることが期待されます。