政策課題解決シンポジウム
2019-08-21 17:30:05
令和時代の政策課題解決を目指すシンポジウムが開催
令和時代の政策課題解決を探るシンポジウム
2019年9月9日、東京大学本郷キャンパスにおいて『政策起業力シンポジウム2019』が開催され、政策課題解決のフロントランナーたちが集結しました。このイベントは、新しい時代の日本において必要とされる政策創りの在り方について議論する場となりました。令和に突入した日本が直面する数々の政策課題、特に震災復興や地方創生への取り組みが注目され、行政、NGO/NPO、企業の連携による新しいアプローチが模索されています。
国や地域、さまざまなセクターが協力することが、これからの政策創りにおいては不可欠です。特に、若手政治家や行政官の間では、霞が関改革への期待が高まっており、これまでの枠に捉われない新しい資質やキャリアが求められています。そのため、政策に関わるキャリアパスは、政治家や行政官だけに限らず、幅広い人材に開かれつつあります。このような変化が、官と民、実務家と学者の新たな関係を生むことが期待されています。
シンポジウムの概要
本シンポジウムでは、さまざまな業界や分野の専門家が集まり、革新をテーマにした議論が行われました。6分割されたセッションでは、既存の制度に対する挑戦や新たな政策創りの可能性、さらには政策研究者たちの役割についても考察されました。
もし、参加可能な方には、個別分科会が用意されており、その一つは「変わる霞ヶ関とパブリックキャリア」でした。ここでは、政策形成における官民連携の手法や新しいキャリアの展望が議論されました。特に「民官人」と呼ばれるパネリストが多く参加し、彼らの経験を通じて、技術革新がどのように政策に影響を与えたかなどの実例が共有されました。
もう一つの分科会では、外交や安全保障に関する新たな研究者の役割に焦点を当てました。「政策志向の研究者」として、研究者が政策にどのように貢献できるかを探求しました。それぞれのセッションを通じ、具体的な課題に対してオープンな議論が促進され、参加者は多様な視点から新時代の政策課題を考察しました。
懇親会の開催
シンポジウムの後、懇親会も予定されており、参加者同士の交流の場が設けられました。ここでは、互いのアイデアや意見を交換し合い、より良い政策課題解決のためにどう協力していけるかを話し合う場となりました。懇親会は、より深いコミュニケーションを促し、今後の政策形成に向けた新たなつながりを生み出す機会となりました。
結論
このシンポジウムでは、令和時代の政策課題解決に向けての期待が強まると同時に、政策起業家たちの新たな挑戦が始まることを期待しています。これからの日本が直面するさまざまな課題に対して、リーダーシップを発揮し、多くの人々が関与できる政策づくりが求められています。今後も「政策起業力」という新たな視点から、社会全体での政策形成を促進していくことが大切です。
会社情報
- 会社名
-
一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ
- 住所
- 東京都港区赤坂アークヒルズ フロントタワー RoP11階
- 電話番号
-
03-5545-6733