不安定な状況下での医療支援
2025年3月28日、ミャンマー中部マンダレー近郊でマグニチュード7.7の地震が発生しました。こちらの地震による被害は大きく、TMAT(特定非営利活動法人TMAT)は、発生直後から情報収集を行い、緊急支援を決定しました。地震が発生してからすぐに現地への医療支援を行うため、医師10名が14日深夜から現地に派遣され、4月16日から21日までの間、241名の診療を実施しました。
TMATの支援内容
TMATの医療チームは、現地の国際NGO「Barefoot Doctors Myanmar」と協力し、看護師や通訳とともに被災者への医療支援を行いました。仮設診療所を設置し、避難所生活を強いられている住民や、受診が難しい地域の人々への訪問診療を行い、千名を越える被災者に医療を届けました。
医療支援が行われる中、TMATは物資支援の必要性にも気づき、被災地域の継続的な支援を目指したクラウドファンディングプロジェクト「TMATミャンマー地震災害医療支援」を開始しました。このプロジェクトでは、4月30日まで寄付を募ることにしました。
地元パートナーとの連携
現在、TMATは現地の医療支援を地域パートナーと連携しながら進めています。地元のニーズに寄り添い、物資供給や日本からの医療チームの派遣を通じて、支持を必要とする人々に迅速に手を差し伸べる活動を行っています。
TMATの使命と今後の展望
TMATは、世界中での医療支援活動を通じて、より良い医療環境を作ることを目指しています。阪神淡路大震災をきっかけに設立されたTMATは、「生命だけは平等だ」という理念のもと、国内外での災害医療支援・教育を進めています。
今後もTMATは、確かな専門知識と経験を持ったチームを組織し、迅速かつ持続的な支援を行うことで多くの人々を支えていきます。
コミュニティの力
また、感謝の意も込めつつ、多くのボランティアがこのプロジェクトに関わっており、コミュニティの絆を深める役割も担っています。市民一人ひとりの支援なくして、この活動は続けられません。
地震の影響を受けたミャンマーの人々にあたたかい手を届けるため、ぜひクラウドファンディングへのご支援をよろしくお願いいたします。
・プロジェクトページ:
TMATミャンマー地震災害医療支援
このような緊急支援を通じて、TMATは医療の力を信じ、世界中の人々の命と健康を守る活動を続けます。