BezeqとComverseの提携
2008-10-23 19:14:47
Bezeq社、ComverseのIPテレフォニーソリューションを導入しサービス強化
Bezeqが選んだ優れたテレフォニーソリューション
イスラエルの大手通信会社、BezeqがComverseのNetcentrex IPテレフォニーソリューションを導入しました。この決定は、個人および法人顧客へのサービス向上を目指しています。
2008年9月30日、マサチューセッツ州ウェークフィールドから発表されたこのニュースでは、Comverseが提供するNetcentrexの技術が新たな通信ネットワークの導入にどう寄与するかが強調されました。これにより、Bezeqは顧客に対して一段と洗練された音声サービスを提供する計画です。
Bezeqのエンジニアリング担当バイスプレジデント、Yuval Keinan氏は、「コアビジネスの迅速な展開が最優先事項です」と述べており、Comverseの高度なIPベースの音声サービスの活用によって、イスラエルの顧客に迅速かつ効率的なサービス提供を目指す方針を示しました。
Comverseの魅力
ComverseのNetcentrex MyCallソリューションは、IPテレフォニーを強化するための統合型プラットフォームです。これにより、通信事業者はコスト削減を図りながら、新しいビジネスチャンスを得ることができます。さらに、プライマリーライン機能や多様な付加価値アプリケーションの導入により、収益性を高めることも可能です。
同社のシステムは、企業のワークスタイルに合わせたテレフォニーホスティングサービスを提供し、幅広い業種のニーズに応えることが期待されています。また、会議機能やIVR、ネットワーク通知などの機能も充実しており、利便性の向上にも寄与します。
今後の展開
ComverseのチーフマーケティングオフィサーであるJohn Bunyan氏も、「Bezeqにとって新たな事業の指標になる」と話し、この提携が通信業界における重要なステップとなることを期待しています。Bezeqは今回の導入により、世界中の多種多様なテレフォニーサービスを持つ他の通信業者との競争力を高められるでしょう。
BezeqとComverseの背景
Bezeqは1984年に設立され、イスラエル国内での通信市場のパイオニア的存在です。同社はインターネットやデータ通信、携帯電話サービスなど多岐にわたる通信サービスを提供しており、その洗練された技術力に定評があります。
一方、Comverseは多国籍なソリューションベンダーとして、世界各国の通信事業者に対してネットワークベースのメッセージングやIP通信のソフトウェアを提供しています。125カ国以上で500社以上の通信業者に採用され、各社の収益向上に寄与しています。
BezeqとComverseの提携は、両社がそれぞれの専門技術を活かして、新たな通信の時代を切り開く大きな一歩となることでしょう。そして、この動きが業界全体にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社日本コンバース
- 住所
- 東京都新宿区西新宿1-21-1明宝ビル8F
- 電話番号
-
03-5324-9111