フィッシングメールからブランド信頼を守る新戦略とウェビナーのご案内
最近、メールに関するセキュリティの重要性が高まっています。「メール送信者ガイドライン」が実施されて約1年が経ちますが、日本ではフィッシング被害が急増しています。この現象に対処するために、あるウェビナーが開催され、企業が直面する課題について詳しく解説されます。
DMARCの導入と課題
多くの企業で、SPF・DKIM・DMARCというメール認証の技術が導入され、セキュリティの強化が図られています。しかし、これらの技術は全ての問題を解決するわけではありません。特に、DMARC設定が「none」のままだと、認証エラーは検知できても、実際には効果的な防御になりません。このため、偽のメールがユーザーに届き、企業の信頼性を損なう可能性があります。今回は、このDMARCの設定を再確認し、今後の対策を考察します。
フィッシングメール増加の現状
国内で過去5年間に報告されたフィッシング詐欺件数は爆発的に増加しており、2024年には171万件に達する見込みです。このような状況下では、企業の情報システム部門は強化策に追われ、マーケティング部門は開封率の低下に頭を抱えています。しかし、技術面と戦略面が異なる両者の連携には難しさが伴います。
視覚的な信頼の仕組み
このウェビナーでは、「VMC(企業ロゴ所有証明書)」という新しい概念に注目が集まります。これは、企業のブランドロゴを受信トレイに表示できる仕組みで、視覚的に信頼性を向上させるものです。ユーザーが一目で正規のメールと判断できるようになれば、なりすまし対策にも繋がります。さらに、ブランド想起を促進し、マーケティングROIを向上させることにも寄与します。
ロゴ表示技術の概要
この技術はBIMIという仕組みと連携しており、具体的にはDMARCに基づいて動作します。ウェビナーでは、どういった手順でVMCを導入し、ロゴを表示させることができるのかについても解説されます。また、海外の成功事例も紹介し、他社がどのようにこの技術を活用しているかも明らかになります。
ウェビナーの詳細
このウェビナーはGMOグローバルサイン株式会社が主催し、マジセミとオープンソース活用研究所が共催します。参加者は最新のフィッシング対策に関する知識を深め、実践的なスキルを得ることができます。詳細・参加申し込みは公式サイトにて確認をお願いします。
今後の取り組み
マジセミ株式会社では、今後も「参加者にとって価値のある」ウェビナーを継続的に提供していく予定です。過去のセミナー資料や、他に募集中のセミナーについても詳しい情報が公式サイトに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
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