環太平洋高校生友好会議2024の開催について
2024年12月1日(日)、大阪府高槻市の高槻高等学校にて「環太平洋高校生友好会議2024」が開催されます。この会議は、次世代のリーダーとしての役割を担う高校生たちが国境を越えて集まり、持続可能な社会の実現に向けた具体的な行動計画を立案することを目的としています。
深刻な課題に取り組む高校生たち
国際社会は、深刻な課題が山積している現状にあります。地球環境問題や健康問題など、若い世代が直面する課題は数多く存在します。これらの解決を図るためには、次世代を担う高校生たちが自らの視点で考え、行動することが不可欠です。
本会議は、学校法人大阪医科薬科大学の高槻中学校・高槻高等学校が主催し、文部科学省の指定を受けたスーパーグローバルハイスクールネットワーク校による重要なイベントです。この10年間にわたり構築してきたグローバル教育の成果を活用し、「健康と安らぎを享受できる国際社会の構築」に向けたアプローチを模索していきます。
国際交流の重要性
また、本会議は日本とパラオ共和国の外交樹立30周年を記念した高校生間の交流イベントでもあります。さまざまな国と地域の高校生が集まるこの場で、異なる文化や価値観を学び合いながら、共に協力し合う経験が重要となります。参加者の中には、パラオ共和国のミンゼンティ高校や国立パラオ高校、台湾の私立延平高級中学の生徒たちも含まれています。
様々な分科会でのワークショップ
会議では、約100名の高校生が参加し、さまざまな分科会を通じてワークショップが行われます。グローバルな社会課題に対して、多角的にアプローチすることによって、持続可能な社会の実現に向けた具体的な「アクションプラン提言書」を作成し、最後に発表を行います。
国内からは、関西圏の高校を中心に多くの学校が参加します。京都先端科学大学附属高等学校、大阪府立茨木高等学校、岡山県立命断平高等学校など、さまざまな学校から生徒たちが集結し、一堂に会する貴重な機会となります。
来賓と基調講演
この会議には、駐日パラオ共和国特命全権大使のピーター・アデルバイ氏を来賓としてお呼びし、また基調講演にはWHO健康開発総合研究センターのサラ・ルイーズ・バーバー所長が参加予定です。国際的な専門家の視点からの貴重な話を聞くことができるため、参加者はより多くの知識と視野を広げることができるでしょう。
特設サイト
詳しい開催案内については、高槻高等学校の特設サイト(
https://www.takatsuki.ed.jp/education/ga/hipalm2024_ja)をご覧ください。
この環太平洋高校生友好会議2024は、国際社会の未来を担う高校生たちにとって貴重な経験となることが期待されます。持続可能な社会のために、若い力を結集して新たな未来を切り開く一歩となるでしょう。