最近の人材確保や定着の難しさは、多くの企業が抱える共通の悩みです。特に、賃金の引き上げ競争が激化する中、社員が長く働き続けられる環境を提供するためには何が重要でしょうか?
一般財団法人日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)による無料ウェビナー「賃上げ競争に負けない!採用と定着を実現する『ホワイト企業』戦略」が開催されます。このウェビナーでは、株式会社あしたのチームの代表取締役社長、赤羽博行氏が登壇し、企業が抱える賃上げ競争や社員定着のための戦略について詳細に解説します。
現在の採用市場の厳しさ
採用市場はかつてないほどの競争状態です。多くの企業が人材を確保すべく初任給の引き上げや待遇改善に取り組んでおり、中小企業にいたっては賃上げに踏み切るケースが増えています。しかし、賃上げだけでは問題が解決されないことも少なくありません。例えば、給与は引き上げられたものの、社員がすぐに辞めてしまう、あるいは既存社員とのバランスが崩れて不満が生じてしまうことがあります。これらの課題に直面している企業は少なくないのが現実です。
賃上げの限界と新たな施策
賃上げは社員のモチベーションを向上させる一因となるものの、それだけでは十分ではありません。少子高齢化が進む日本では、人手不足が深刻化しており、企業は新しい人材を獲得することに必死です。しかしながら、新たな人材の確保ばかりに集中し過ぎると、既存社員のモチベーションが低下し、結果として離職を引き起こすことがあります。
ここでカギとなるのは「適正な評価」と「成長できる環境」です。社員が「自分は正当に評価され、成長できている」と実感できれば、働く意欲が高まり離職を防ぐことができます。逆に、評価基準が不透明であったり不公平だと感じる場合、定着を図ることは難しくなります。特に長年貢献している社員が新人ばかり優遇されていると感じると、組織への信頼が揺らぎ、離職の要因となることもあります。これらの問題を解決するためには、賃上げ競争に依存せずに「人事評価制度の導入・見直し」が必要不可欠です。
ウェビナーの内容
このウェビナーでは、賃上げ競争に巻き込まれることなく人材を確保し、定着させるための具体的な方法を学ぶことができます。具体的には、以下の内容が予定されています:
- - 賃上げ競争に負けずに社員を確保・定着させる方法
- - 中小企業にこそ必要な人事評価制度の重要性
- - 人事評価制度の導入コストが見合うのか?
- - 他社の事例を通じた人事評価制度の実践的な問題点
ウェビナーの登壇者には、株式会社あしたのチームの赤羽博行氏やホワイト財団の岩元翔氏がいるため、実務レベルで使える具体的なノウハウを持ち帰ることができるでしょう。
参加概要
- - 日時:2025年3月13日(木) 12:00〜13:00
- - 参加方法:Zoom(顔を映す必要はありません)
- - 参加費:無料
- - 定員:30名
経営者や人事担当者にとって、このウェビナーは人材確保に役立つヒントが詰まった充実の内容です。参加希望の方は早めに申し込みをしましょう。