新体制スタート!CQI研究会ががん医療の均てん化へ挑む
CQI研究会が新たな運営体制でがん医療の均てん化へ
がん医療の質向上に向けて、「Cancer Quality Initiative(CQI)研究会」が新しい運営体制をスタートしました。この組織は、国内200を超える医療機関が参加しており、がん治療の現場と経営に精通した専門家たちによって構成されています。
新代表世話人の藤也寸志氏
新たに代表世話人に就任した藤也寸志氏は、遠賀中間医師会おんが病院がんケアセンターのセンター長を務め、九州がんセンターの名誉院長としても知られています。藤氏は、がん医療の質向上のための取り組みにおいて豊富な経験を持っています。「CQI研究会の会員施設は463のがん診療拠点病院のうち244施設を超え、臨床データに基づいた議論が行われており、今後はさらに多くの施設に成果を還元できるよう尽力していく」とコメントしています。
新世話人施設の追加
今回の新運営体制には、公益財団法人がん研究会 有明病院が新たに加わりました。副院長である渡邊雅之氏が新たに世話人として参加することで、国内でトップクラスの症例数を誇る施設が新たにメンバーとなり、研究活動のさらなる充実が期待されます。
また、九州がんセンターの院長、千葉県がんセンターの病院長、栃木県立がんセンターの呼吸器外科長がそれぞれ新たに世話人に就任し、今後の活動に新しい視点を加えることになりました。これにより、各運営施設間の連携がより一層強化されることが期待されています。
CQI研究会の目指すもの
CQI研究会は、がん医療の質を改善するために、実際の診療データを用いたベンチマーク分析を行っています。この活動により、各施設の医療プロセスを比較し、強みや改善点を具体的に提示することを目指しています。最終的には、がん医療の均てん化を実現するための基盤を築くことが重要です。
会員施設による白熱した議論は、毎回開催されるワークショップや会議を通して行われ、各施設が学び合う環境が整えられています。これにより、がん医療が提供される地域や施設による違いを減少させ、全ての患者に対して質の高い医療を届けることができるようになります。
まとめ
CQI研究会は、新たな体制の下でさらにスピード感を持って医療の質向上に取り組みます。今後の活動に期待しつつ、国内のがん医療の均てん化に向けた進展があることを願っています。「がん医療の質を向上させるために、私たちができることは何か」をテーマに、さらなる高みを目指してください。私たちは、この動きに注目し続けます。
会社情報
- 会社名
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株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン
- 住所
- 東京都新宿区新宿六丁目27‐30新宿イーストサイドスクエア5F
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03-6380-2401