積水化学が日経統合報告書アワードで栄誉の受賞
積水化学工業株式会社は、最新の「統合報告書2024」で日本経済新聞社が主催する「第4回日経統合報告書アワード」において、名誉あるグランプリE賞を獲得しました。この受賞は、企業の持続的な成長と社会・環境課題の解決の両立を目指した同社の努力が評価されたものです。
企業の価値創造へのアプローチ
今回の報告書は、環境や社会課題に向けた積水化学の取り組みが中心テーマとなっており、特にサステナビリティに関する貢献製品の設計が大きな要素とされています。CEOのメッセージでは、資本コストの抑制や企業価値向上に寄与する施策について触れ、環境問題解決への強いコミットメントも示しました。
この報告書には、サステナビリティに貢献する製品を通じて、同社の価値創造プロセスがどのように実現されているかが詳述されています。特に、その収益性と社会・環境に与える影響が明確に示されている点が、高く評価されています。
定量的なインパクトの表示
本報告書では、GHG(温室効果ガス)排出量の削減を始め、具体的な定量的なインパクトを提示する工夫がなされています。企業の戦略的なアプローチが示されたことで、「環境価値・社会価値と経済価値」の両立が可能であることが、明確に説明されています。
このような取り組みを通じて、積水化学はステークホルダーに対し、持続可能な社会の実現に向けた自社の姿勢を伝えています。今後も、報告書の改善や充実に努め、信頼され続ける企業であり続けるための取り組みを進めていく予定です。
日経統合報告書アワードとは
「日経統合報告書アワード」は、日本経済新聞社が日本企業のアニュアルレポートの充実と普及を目指して設けた賞で、1998年から実施されています。2021年度から、名称が「日経アニュアルリポートアワード」から改称され、再編されたアワードとなっています。
第4回目を迎える今大会では、過去最高の496社・団体が競い合い、総合グランプリを含む各賞が授与されました。今回の受賞を通じて、積水化学の持続可能な成長と社会への貢献が改めて認識されたと言えるでしょう。
最後に、積水化学は今後も透明な情報開示を心がけ、企業の信頼性を高めるための活動を続けていくことを約束しました。
詳しくは、
積水化学の公式報告書をご覧ください。