IHGホテルズ、ANAホリデイ・イン岩手北上の開業発表
IHGホテルズ&リゾーツ(IHG)は、国内での事業拡大を加速させる新たな一歩として、2025年の第3四半期に「ANAホリデイ・イン岩手北上」を開業することを発表しました。このホテルは、株式会社エフ・イー・ティーシステムの完全子会社である株式会社大館ロイヤルホテルとの提携によって実現します。
ANAホリデイ・イン岩手北上は、「ホテルシティプラザ北上」として知られている現存のホテルが大規模な改装を経てリブランドされるもので、IHGにとって2件目の新規プロジェクトとなります。新しいホテルの全114室は、ホリデイ・インの特徴的なデザインとサービスを取り入れた洗練された空間に生まれ変わります。
ホテルの特徴と設備
このホテルでは、オープンロビーコンセプトを採用しており、快適に過ごせる空間を提供します。多様なレストランやカフェ、バーのほか、大浴場などの充実した設備を備え、旅行者が快適に滞在できる環境を整えています。また、IHGのロイヤリティプログラムである「IHG One Rewards」の会員には、特別なサービスや特典も用意されており、国内外からの魅力的なゲストを迎える予定です。
IHGホテルズ&リゾーツ、日本とマイクロネシアのマネージングディレクターであるアビジェイ・サンディリアは、この開業にあたり「ANAホリデイ・イン岩手北上は、日本市場におけるホリデイ・インブランドの存在感をさらに強化するものです。日本各地の魅力ある観光地において、事業展開を加速させていく方針です」と語りました。
理想的なロケーション
ANAホリデイ・イン岩手北上は、新幹線で東京から2.5時間、JR北上駅から徒歩7分という便利な立地です。訪れるゲストには、近隣の観光地である北上川沿いの「展勝地公園」や地域の歴史や文化を感じられる場所へのアクセスの良さも魅力です。
2025年には、ANAホリデイ・イン岩手北上の開業により、国内におけるホリデイ・インの展開は12軒に増加します。世界中では1,249軒の開業中ホテルと266軒の開業準備中ホテルがあり、グローバルなポートフォリオに新たに加わることになります。
さらに広がるIHGの展開
IHGは、日本国内において3つのブランドと5つのホテルを展開しており、ANAホリデイ・イン岩手北上は東北地方での第6軒目のホテル、3軒目のホリデイ・インとして位置づけられます。今後もIHGは日本市場での成長を目指し、さらなるサービスの向上と新たなホテルの開業を推進していく見込みです。
まとめ
ANAホリデイ・イン岩手北上の開業は、地域の観光業に新たな活力をもたらし、訪れる旅行者に快適で思い出に残る体験を提供することでしょう。IHGとエフ・イー・ティーシステムの協力によって、新しい旅の選択肢が生まれることを期待しています。