京阪全車両防犯カメラ
2024-10-08 19:24:31

京阪電気鉄道、2028年度末までに全車両に防犯カメラ設置へ

京阪電気鉄道の新たな安全対策



京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪府枚方市、社長:平川良浩)は、車内のセキュリティ向上と犯罪抑止を目的として、2028年度末までに京阪線の全車両に防犯カメラを設置する計画を発表しました。この取り組みは、さらなる安全な乗車を提供するためのものであり、多くの利用者から支持されることが期待されています。

設置の背景


近年、公共交通機関における安全性の重要性が高まっています。特に、車内での犯罪やトラブルが後を絶たない中、京阪電気鉄道はなんらかの対策が求められていました。そこで、同社は車内に防犯カメラを設置することで、これまでの安全対策をさらに強化し、快適で安心な環境を提供することを目指すことに決定しました。

具体的な設置計画


京阪線の現在の保有車両607両のうち、2024年10月8日時点で66両に設置が完了しており、残りの車両についても2028年度末までに順次設置が進められます。カメラの設置場所は主に車両の乗降扉の上部に設定され、各車両において最大で3か所に設置される予定です。これにより、車内全体を広範囲に撮影することが可能となり、より的確なセキュリティが期待されます。

リアルタイムでの確認


特急車両(3000系・8000系)およびワンマン用車両では、運転指令の係員や運転士がリアルタイムで車内の映像を確認することが可能です。この機能により、何かトラブルが発生した際には迅速に対応することが可能となり、乗客の安全を優先的に確保できる体制が整えられています。

プライバシーへの配慮


カメラで録画される映像は、車内のセキュリティ向上と犯罪抑止を目的としており、特定の個人を識別するものではありません。また、録画された映像は京阪電気鉄道の個人情報保護方針に基づき、適切に取り扱われます。さらに、車内に防犯カメラ設置を周知するためのステッカーも掲出され、利用者に対して安心感を提供します。

利用者へのメッセージ


京阪電気鉄道は、今後もお客様が安全に、安心してご乗車いただける車内環境の整備を進めていく方針です。この取り組みを通じて、公共交通機関の信頼性を高め、より多くの人に愛される存在になることを目指しています。今後の展開にぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
京阪電気鉄道株式会社
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