インドネシア・ジャカルタに新しい医療の拠点が開設
2024年10月9日、インドネシアのジャカルタの中央部、タナアバン区に新たに開設された「DYMメディカルクリニックインドネシア院」が日本企業初の外資100%出資校として注目を集めています。このクリニックは、株式会社DYMの関連子会社として設立され、インドネシアにおける日本企業の医療サービス提供の道を切り開くこととなります。
新クリニックの場所とアクセス
新しい医療機関はジャカルタのスディルマン通りに位置し、Astraタワーの3階に所在しています。同タワーは2019年に完成しており、MRTセティアブディ駅から徒歩約1分の距離にあるため、アクセスも非常に便利です。また、周辺には日本人が多く住むAnandamaya ResidencesやAyana Midplaza Hotelがあり、出張や長期滞在で訪れる日本人居住者にも最適なロケーションです。
提供される医療サービスについて
DYMメディカルクリニックでは以下のような多彩な医療サービスが提供されます:
- - 外来診療: 一般内科医による総合診療に加え、眼科専門医による診療も行っています。また、院内には薬局も併設されており、院内処方が可能です。
- - ワクチン予防接種: A型、B型肝炎や狂犬病など、旅行者向けのワクチンに加え、インフルエンザワクチンやデング熱ワクチン(QDENGA)も取り扱っています。
- - 各種検査: 血液検査を行う臨床検査室や放射線検査室を備え、血液検査やX線、超音波検査にも対応しています。
- - 健康診断: 日本人向けには日本の法令に則った健康診断を、インドネシア人向けには国内の法令に基づいた健康診断を提供。また、企業向けにカスタマイズした健康診断パッケージの提供も可能です。
会社概要と今後の展望
新たに設立された「PT DYM MEDICAL INDONESIA」は、2023年8月8日に設立され、資本金はきちんとした200万米ドルです。現在、39名の常勤スタッフが勤務しており、外来診療をはじめとした多様な医療サービスを展開する準備が整っています。主な目的は、現地日本人コミュニティに対して質の高い医療を提供することですが、地元住民への医療サービスも視野に入れています。
今後、DYMメディカルクリニックの開設により、ジャカルタでの医療提供環境がより充実することが期待されます。日本とインドネシア間の健康交流が促進される中、この新しい医療機関が中心的な役割を果たす日が待ち遠しいところです。詳しくは、公式ウェブサイト(
DYMメディカルクリニック)をご覧ください。