株式会社国土開発コンサルタント、都城運動公園に寄附して地域振興に貢献

都城市にとって重要なインフラである都城運動公園が、株式会社国土開発コンサルタントから寄附を受けて新たな一歩を踏み出しました。この寄附は、企業版ふるさと納税制度を活用したものであり、地域振興に向けた大きな貢献となります。

寄附の意義と目的

2023年6月11日に株式会社国土開発コンサルタントから寄附されたこの資金は、特に陸上競技場の整備に使用される予定です。この整備は、春期キャンプや各種の大規模イベントの開催に欠かせないものです。特に、今年は千葉ロッテマリーンズの春期キャンプが都城運動公園野球場で初めて実施され、多くのファンや観客を惹きつけました。このようなスポーツイベントは地域経済にも大きな影響を与えると考えられます。

寄附金はまた、防災拠点としての役割を果たすための備蓄倉庫の整備にも活用されます。地震等の自然災害が増える現代において、市民の安全を守るための備えは重要です。陸上競技場が防災拠点として機能することで、地域住民にとって心強い存在となるでしょう。

感謝状贈呈式の実施

7月4日（金）には、株式会社国土開発コンサルタントに対し、都城市から感謝状が贈呈されました。贈呈式には、同社の田鍋貴時常務取締役と都城市の池田宜永市長が出席し、寄附の意義を再確認しました。式典では、企業の地域貢献の重要性が強調され、今後の連携に期待が寄せられました。

企業版ふるさと納税とは。

企業版ふるさと納税は、地方創生プロジェクトへの企業の寄附を促進するために設けられた制度です。この制度では、寄附を行った企業が法人関係税から控除を受けることができます。具体的には、寄附額の約90%に相当する税負担軽減が見込まれるため、多くの企業がこの制度を活用しています。

例えば、1,000万円の寄附を行うと、最大で900万円の法人関係税が軽減されるという計算です。これにより、企業が自主的に地域振興に寄与する動機が強化されます。

都城市の取り組み

都城市では、企業版ふるさと納税制度を活用して地域振興を図っています。都城市が推進するプロジェクトや施策の詳細については、公式ウェブサイトにて情報が提供されています。地域振興やイベント誘致の一環として、これからも多くの企業との連携が期待されます。

同市の公式サイトや地域団体もこの取り組みを積極的に支援し、地域全体で盛り上げていく方針です。このような企業と自治体の協力が、これからの都城市の発展に寄与していくことは間違いありません。