中小企業向け個人情報管理ソフト「A-Checker」のリニューアル
株式会社No.1(本社:東京都千代田区)が、中小企業向けに提供している個人情報管理ソフト「A-Checker」をリニューアルしました。この新しいソフトウェアは、AI技術を駆使しており、従来以上に効率的に個人情報を管理できるように進化しています。本記事では、その機能や背景について詳しくご紹介します。
リニューアルの背景
近年、AI技術やクラウドサービスの進展により、多くの企業が新しいサービスを導入しています。しかし、中小企業においては、その導入コストや扱いについての複雑さが障害になりがちです。このようなニーズに応えるため、株式会社No.1は、株式会社アレクソン、エキサイター、NTTPCとの協力のもと、A-Checkerのリニューアルプロジェクトを開始しました。
このプロジェクトでは、アレクソンが提供する個人情報収集ソフト「A-Checker」をAI技術を活用して進化させ、より簡単にPC内の個人情報を管理できるようになっています。新しい「A-Checker」は、エキサイターとアレクソンの共同開発によるもので、NTTPCはAI技術による解析機能の強化に貢献しています。
リニューアル版A-Checkerの機能
1. 自動検出と効率的なデータ解析
リニューアル版「A-Checker」は、PC内に保存された個人情報を含むファイルを自動で検出し、データ解析を行います。操作はシンプルで、企業は一目で情報管理の状況を把握できるため、効率的な管理が可能になります。また、収集したデータはレポート形式で提供されるため、企業は管理の指針を得やすくなります。
2. セキュリティリスクの特定
新しい「A-Checker」では、AI技術を駆使し、セキュリティリスクを抱えるファイルを特定する機能も備えています。個人情報を含むリスクファイルをリストアップし、その内容を示すレポートを提供することにより、企業が容易に対策を講じることができます。これにより、情報漏洩のリスクが低減し、セキュリティ強化に寄与します。
3. 対話型ファイル検索機能
「A-Checker」には、AIを利用した対話型のファイル検索機能が搭載されています。ユーザーは自然な会話形式でファイルを検索できるため、業務効率が向上します。必要な情報へ迅速にアクセスできる設計になっており、煩雑な手続きが必要ありません。
企業の概要
このプロジェクトに関わる企業は、株式会社No.1、エキサイター、NTTPC、アレクソンの4社です。それぞれの企業が持つ技術・ノウハウを集結させ、中小企業のニーズに合ったソリューションを提供することを目指しています。
- - 株式会社No.1(証券コード3562東証スタンダード)
- 本社所在地:東京都千代田区内幸町一丁目5番2号 内幸町平和ビル19階
- URL:
number-1.co.jp
- 本社所在地:東京都中央区日本橋浜町2-16-5 東味ビルディング4F
- URL:
exciter.jp
- 本社所在地:東京都港区西新橋二丁目14番1号
- URL:
nttpc.co.jp
- 本社所在地:大阪府大阪市中央区安土町一丁目8番6号 大永ビル4階
- URL:
alexon.co.jp
まとめ
中小企業における個人情報管理の重要性が増す中、リニューアルされた「A-Checker」は、その効率性と使いやすさから、多くの企業にとって強力なツールとなるでしょう。企業の情報管理の質を向上させ、セキュリティリスクを軽減する「A-Checker」に注目が集まっています。