膝関節治療用製品
2025-01-20 13:24:58

日本ストライカーが新たに膝関節治療用製品を発売、医療現場をサポート

日本ストライカー、新製品を発表



日本ストライカー株式会社は、2025年1月から高位脛骨骨切り術に特化した新たな製品、「PHiTOプレートシステム」と「HoKneFill人工骨」の販売を開始することを発表しました。これらの製品は、変形性膝関節症の治療の中でも特に注目される手法、すなわち高位脛骨骨切り術(HTO)に対応しています。

高齢化社会における膝の治療ニーズ



日本の高齢化が進む中、年間約10万件の人工膝関節置換術が行われている一方、若年層の患者には関節を温存する治療法としてHTOが多く選ばれています。その実施数は年間7000件以上にのぼりますが、日本国内ではこれまでHTO関連製品があまり普及していないのが実情です。

今回の製品は、日本の臨床ニーズに応えるための重要な一歩であり、日本ストライカーの技術力を活かして、外科医へのさらなる支援が期待されています。

PHiTOプレートシステムとHoKneFill人工骨の特長



「PHiTOプレートシステム」は、日本人の骨格に適合するL字型のデザインが特徴です。この独自の設計により、機能的な補正が可能となり、術後の安定性が向上します。一方、「HoKneFill人工骨」は、強度の向上と骨再生を促進する2つの特性を合わせ持ち、膝関節の治療において治療成績の向上を期待できる素材です。

HTO手術では、切除した脛骨近位部を正しい角度に固定するためにプレートが使用され、骨の間を埋め込む人工骨が強度を補い、骨再生を助ける役割を果たします。これにより、患者の快復を加速し、より迅速な社会復帰を促進します。

高まる医療現場への貢献



日本ストライカーは、これらの新製品により整形外科の製品ラインナップを拡充し、スポーツメディスンや骨折治療に関連する多くの製品を揃えています。これにより、患者に質の高い医療を提供するという同社のビジョンは、一層強固なものとなります。

また、製造はHOYA Technosurgical株式会社が行い、医療機器承認を受けた信頼性の高い製品であることを強調しています。

今後も日本ストライカーは医療業界での革新に挑み続け、患者さんの健康と快適な生活をサポートしていくことが期待されています。

会社情報


日本ストライカー株式会社は、米国に本社を持つストライカーコーポレーションの日本法人で、医療技術の分野でリーダーシップを築いています。医療機器だけでなく、脳神経外科、整形外科など多岐にわたる領域で革新をテコに、世界中で1億5千万人以上の患者に貢献しています。


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会社情報

会社名
日本ストライカー株式会社
住所
東京都文京区後楽2-6-1飯田橋ファーストタワー
電話番号

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